腹に落ちた監督の話、相談に来た学生も体の記録をとる意味を理解 1つ目は、体重の測定を習慣にし、当たり前のこととして身に付けて欲しいため。 駅伝部員は毎日、体重のほか、体温、睡眠時間、走行距離などを記録し、コンディションを「見える化」しています。これは、タイムや成績の向上を目指すアスリートにとって、非常に大事なこと。これらの数値を記録することで、調子がよいときの体重や体調、練習内容をいつでも振り返ることが出来、調子が上がらないときは、改善のヒントになるからです。 2つ目は、体重管理の重要性を知るため。 陸上競技は体重増加によるケガや、減少による体調の悪化等、体組成(脂肪、筋肉、骨、水分)が競技に影響することがあります。ですから、簡易的でも体重を定期的に計測することは、調子の良し悪しを客観視するために役立つ、と考えます。 しかし、過去、自己申告制にしていたときは、体重が増えると選手が少なめに報
![「毎朝マネージャーの前で体重計量」が重圧だった女子選手へ、監督が伝えた2つの理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f9a7901324000b7a0f46cee634ae49afe22cfc58/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fthe-ans.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2021%2F05%2F01155348%2F20210501_woman_sport_pl-1.jpg)