●色温度は、K(ケルビン)で表され、色温度が低くなればなるほど、赤みがかった光色になり、高くなればなるほど、青っぽい光色になります。標準光Aは、白熱電球の光に近似し、約2856Kです。標準光D65は、晴れた青空の光で、約6504Kです。標準光Cは、北窓の昼光で、約6774Kです。 ●平均演色評価数(Ra) 演色性は一般的には、自然光のようなものを基準にして、「よい」「わるい」といいますが、その自然光に近い照明を基準光として、JISに定められている試験色を基準として調べ、照明のその演色性を評価します。演色評価数には、平均演色評価数と特殊演色評価数があり、平均演色評価数とは、試験色を、試料光源と基準光で照明したときの色ずれの大きさを数値化したもので、基準光で見たときを100とし、色ずれが大きくなるにしたがって数値が小さくなります。ただし、色温度によって見え方は変化するので、白熱灯は、Ra100