写真:満田聡 コンサート会場で姿を見かけたことはないだろうか。陽気で小柄、フットワークも軽やかなこの人物こそ、各国で素晴らしい音楽祭を取り仕切る敏腕プロデューサー、ルネ・マルタン。もはや説明不要の一大イベントとなった、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭(LFJ)の生みの親だ。 「僕自身、クラシック音楽マニアだけど、それにまして“シェアする”という考え方がとても好きでね。すべての人と音楽を分かち合いたい。毎回、音楽祭テーマを決めるわけだけど、初心者もファンも、もちろんアーティストも巻き込めるように、多くの方向性を引き出すよう心がけているんだ。『もし参加してくれるなら、僕にまかせてください。僕から感染したウィルスがあなたをクラシック好きにします!』というかんじかな」 音楽に魂を売った日から、いつも口にしている言葉がある。「アーティストとの協定」と「シェア」。だから将来有望な若
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