今回は、ドローイングに便利なツールをご紹介します。 おそらく皆さんの中には、別の方法でこのツールの使い方を勉強した方もいるでしょう。 人体を描くときには、胴体を軸に据える人が多いのではないでしょうか。 私は胴を中心に据えて描くことについて、古き良き友人の「コメ袋」 (アメリカのアニメーション業界風に言えばフラワーサック(小麦袋))を 以前のブログで取り上げました。 胴体をコメ袋とみなす方法は、便利なショートカットであり、 カートゥーン調のデザインに馴染みます。 ただし、明確な人体の構造をとらえ損なう恐れもあります。 私はドローイングの準備運動として、球とボックスをページいっぱいに描きます。 頭の認識をドローイング用に整えるのです。 球は有機的なものを描くことに、ボックスは構造とパースの感覚を養うことにつながります。