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2011年8月3日のブックマーク (1件)

  • 弁護士会の読書:消えた警官

    著者 坂上 遼、 出版 講談社 これは警察小説ではありません。実際に起きた事件を丹念に追って再現したです。菅生事件についてのは何冊も読みましたが、私にとって決定版と言えるです。 1952年6月1日の深夜、大分県菅生村(現竹田市)で駐在所が爆破され、現場付近で地元の共産党員ら3人が逮捕された。しかし、新聞発表によると現場で逮捕されたのは2人だけ。1人が消えていた。実は、この1人こそ現職の警察官であり、「爆破」事件を企図した張人であった。駐在所の「爆破」自体が警察の仕掛けた「内部」犯行であり、共産党員2人はシンパを装った警察官に騙されて現場におびき寄せられただけだった。 このは、当時、中国共産党にならって無謀な軍事路線をとっていた日共産党の内情をあきらかにし、裁判所の法廷において弁護人たちが苦しい尋問を続けていたこと、そして、犯罪を引き起こした張人である警察官(市木春秋こと戸高公

    弁護士会の読書:消えた警官
    utopian20
    utopian20 2011/08/03
    一部が武装闘争路線に、というのは聴いた事がありましたが、これはひどすぎます、民主国家と言えない・・・。