浙江省杭州市の西湖で13日、おぼれる女性を見て水に飛び込んで助けたウルグアイ人女性のマリア・フェルナンデスさんが31日、インタビューに答えた。フェルナンデスさんは自分は「英雄ではない」と述べる一方で、中国人女性を岸に引き上げた際に、助けようとせず写真を撮り続けていた人が多くいたことを、厳しく批判した。新華社などが報じた。 フェルナンデスさんは女性を助けた後、すぐに立ち去った。本人を特定できなかったので外国人の「西湖の女傑」などと呼ばれて称賛を浴びた。その後、報道写真を見たウルグアイ人記者がフェルナンデスさんと気づき、同国の駐上海総領事館もフェルナンデスさんと確認した。 フェルナンデスさんによると、13日には西湖に観光に行き、女性が水に落ちるのを見た。周囲の人はただ見ているだけだったので、最初は事故ではなく、魚でも捕っているのだろうと思っていた。水に落ちた人を撮影している人も7人か8人い