場面1.「チョルスに会ったことはあるか」。私の質問に外国人の友人は「その人の英語の名前は何というのか」と問い返す。 「英語の名前があるかどうかは知らない」という私の返事に、友人は「英語の名前がないはずはない」という表情を見せた。 場面2.“クララ”という名前の韓国人女性と30分間ほど話したことがある。 「本当の名前は何ですか」と尋ねると、“クララ”は「なぜ知りたがるのですか。ダニエルは外国人でしょう?」と答えた。 場面1は最近のことで、場面2は数年前のことだ。 ともに理解しがたいことだった。 多くの韓国人は外国人を相手にする時は自分も英語の名前を使わなければいけないと思っているようだ。 これは根深く定着しているため、私がそうするべきでないと提案すれば、読者も私を変な人だと思うかもしれない。 「私をブラッドと呼んでください」「私の名前はジェニファーです」などという韓国人に会わない日は一日もな
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