■ウーセル・ブログ「炎の中からラサに向かうチベット人たち」■ チベット人作家ツェリン・ウーセルは去秋にラサに滞在した時、不思議な事実を知ったという。 ラサを訪ねた巡礼者たちに話を聞いたところ、巡礼者たちはみな焼身者の出身地からやってきていた。しかも巡礼者の多くは焼身者と年齢が近く顔つきも似ていて、「まるで焼身者の家族のように思えた」と話している。またウーセルは巡礼者を泊める宿が「治安維持」という名の強烈な脅しを受けていることも明かしている。 ■炎の中からラサに向かうチベット人たち ブログ・看不見的西蔵、2013年12月27日 翻訳:雲南太郎 2013年12月3日午後、アムド地方ンガバ(現在の四川省アバ・チベット族羌族自治州アバ県)のメルマ郷政府前で、30歳の遊牧民クンチョク・ツェテンが焼身抗議し、軍警に州都マルカム県へ連れて行かれる途中で死亡した。12月19日午後には、アムド地方サンチュ(