JANJANに 「投票期間なんと2ヶ月半、ノルウェー国政選挙始まる 全人口の1割占める移民「新ノルウェー人」の投票率向上へ」という、三井マリ子さんによる記事が掲載されている。最近始まったという、ノルウェーの国政選挙について扱いつつ、ノルウェーにおける移民政策についても紹介するといった趣旨の文章である。 その中に、以下のような記述があった。 最近、移民法も改正されて、大人の移民にはノルウェー語を300時間無料で習得する権利が与えられた。このサービスは地方自治体の仕事だ。 これだけを読むと、ノルウェーは移民に大変寛容で、言語を習得するための無料の素晴らしいサービスを受ける権利を与えている国、という印象になる。 しかし、英文サイトを見ると、実は移民が永住権や市民権を申請したい場合、基本的にノルウェー語を習得する「義務」が課された、ということのようだ。すなわち、ノルウェー語講座を最低300時間受け