納豆のネバネバ成分を利用した水質浄化剤を使って、濁った池をきれいにする実証実験が3日、大阪市内で行われた。緑褐色のアオコなどに覆われていた池が、約6時間後には底まで透き通った。短時間で効果が表れ、生態系への負荷も少ない水質浄化法として注目されそうだ。 水面から15センチ下までしか見えなかった杭全(くまた)神社(平野区)の池で、浄化剤4キロを水に溶かしてホースでまくと、濁りが凝集し始め、2〜3時間後には塊が水面に浮かんだ。流出油の拡散を防ぐのに使われるフェンスを使って塊を除去すると約1メートル下の池の底が見え、小魚やエビの姿も確認できた。 浄化剤は、納豆の糸に含まれるポリグルタミン酸が主成分の粉末で、濁りの原因物質を効率よくからめ取り、魚などには害を与えない。水処理剤メーカーの日本ポリグル(大阪市)が2002年に実用化した。
クネットが設置されている湯島天神の男坂=東京都文京区 くねくねした手すりが街なかに増えている。手すりは真っすぐが定番だったが、波形のこの手すり。つえを使うように水平部を支えに階段を下り、斜め部を取っ手のように引っ張りながら上れるため、安定感があり足の負担も少ない。手すりで遊んで滑り落ちる子どもの事故防止や、来校者への配慮から、学校でも導入が広がっている。 くねくねした手すりが街なかに増えている。手すりは真っすぐが定番だったが、波形のこの手すり、つえを使うように水平部を支えに階段を下り、斜め部を取っ手のように引っ張りながら上れるため、安定感があり足の負担も少ない。手すりで遊んで滑り落ちる子どもの事故防止や、来校者への配慮から、学校でも導入が広がっている。 東京都文京区の湯島天神。境内への階段を、お年寄りの夫婦が「あら、珍しい手すりね」「へぇ。つかみやすいんだなあ」と話しながら、一歩一歩
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