復旧工事が続く明治用水頭首工。頭首工の左岸下流(堰の左上)ではコンクリートを張り直して穴をふさぐ応急対策が終わった。頭首工上流(堰の手前)では水位が戻り、明治用水(右上)に水が流れるようになった=16日、愛知県豊田市で、本社ヘリ「まなづる」から 愛知県豊田市の矢作川から農工業用水を取水する施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で大規模漏水が発覚してから17日で1年となる。漏水の原因となった川底の穴をふさぐ応急対策は終わり、現在は水位が上がり取水口から自然に用水へ水を流すことが可能になった。施設を所管する農林水産省は10月以降、本格的な復旧工事に入る。完成するのは2025年度中の予定。