愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動中に多数のアルバイトが署名を偽造していた問題で、リコール活動団体の事務局メンバーが、名簿を大量に書き写させるため「人をとにかく集めてくれ」と、業者にアルバイトの募集を依頼していたことが関係者への取材で分かった。
![愛知知事リコール活動団体、バイト募集依頼か 署名偽造、作業場に同席:中日新聞Web](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8cea6f14dd284ea45f249c377287ba55817ca53d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fstatic.chunichi.co.jp%2Fimage%2Farticle%2Fsize1%2Fa%2F8%2Fc%2F3%2Fa8c32bc5da07abba13a8317b8c29152a_1.jpg)
「無限にかっこよくなりたい」 南米・ブラジル発祥の音楽を組み合わせた格闘技「カポエイラ」の競技者で、白山市松任中学校一年の舘あかりさん(13)=同市平松町=が今月九日、世界大会のU−18オンラインカポエイラソロ大会U14女子(対象十二、十三歳)の部で初優勝した。「競技を続け、無限にかっこよくなりたい」と意気込む。(吉田拓海) カポエイラは踊りと武術を組み合わせた動きをすることから「美しい格闘技」とも呼ばれる。十六世紀、ブラジルの黒人奴隷たちがダンスに見せかけて護身術を学んだのが発祥とされる。歌や太鼓などの演奏に合わせ、全身をしなやかにつかった円運動を繰り返しながら、蹴りを矢継ぎ早に繰り出す。殴る動作は禁止されている。 舘さんは金沢市の「ゲトカポエイラ」に所属。カポエイラをしている父の利彦さん(41)の影響で、小学一年生の頃から始めた。見学に訪れた際、競技の素早い動きを「かっこいい」と感じた
大村秀章知事に対するリコール活動で提出された署名について、現職の公職者が本紙に、無断で名前を書かれていたと証言した。 愛知県議の神谷和利氏(自民、豊田市)は、不正な署名が含まれている疑いをインターネットで知り「解職を求めていないのに名前があったら困る」と市選管に個人情報の開示を請求。名前があると連絡を受け、「刑事告訴も頭にある」と憤った。同様に名前があった杉江繁樹県議(同、常滑市)も「真相を究明してほしい」と警察に被害を伝えたという。
ふくい産業支援センターは五日、運営するネット配信サービス「県産業情報ネットワーク『ふくいナビ』」が一日から使用できなくなったと発表した。ネットの情報を保管する「クラウドサーバー」を賃貸するNECキャピタルソリューション(東京都)が契約の更新手続きを怠り、サーバーのデータが完全に消失したためで、復旧は不可能という。利用者の情報漏えいはない。再稼働の時期は未定。 同社はサーバー機器を所有せず、機器の使用権を賃貸している。センターは二〇一五(平成二十七)年から五年間の契約を結んでおり、先月末で契約が終了するため、先月十三日に単年契約の更新を行った。しかし、同社がサーバー機器管理者への使用権更新手続...
東山動植物園(名古屋市千種区)で、死んだ後に解剖されたミシシッピワニの胃の中から330枚以上の硬貨が出てきた。重さ2・6キロ、金額にして3650円以上。園では、さい銭感覚でワニの池に硬貨を投げ込む人がおり、ワニが30年にわたってのみ込んだとみられる。 ワニは1965年に来園し、今年5月に死んだ雄「ミッピー」。解剖の結果、死因は老衰とみられ、硬貨との因果関係はないという。 出てきた硬貨は、100円玉4枚、50円玉11枚、10円玉225枚、5円玉90枚、ゲームのコイン6枚。そして胃酸で溶けて原形をとどめていない多数の1円玉と、小石もあった。 ワニは胃の中で食べ物をすりつぶすために小石をのみ込む習性がある。硬貨を小石やえさと間違えてのんだ可能性はあるが、詳しい理由は不明という。 ミッピーは来園当初、ガラス張りの水槽で飼育されていたが、89年に新たに完成した自然動物館に移された。同館のワニ池は吹き
岐阜大(岐阜市)で全学部共通の英語教育を集約的に担う「イングリッシュ・センター」のセンター長が、架空の出版社名でホームページ(HP)を運営していたことが分かった。HPでPRした自著は、英語教材として岐阜大の授業で使われている。センター長は取材に「社名を名乗れば、正式に(出版したように)見えると思った」と釈明している。 出版社名として使われていたのは「BTB Press」(以下BTB)。本紙取材に大学側は「テキストなどの編集グループの名称だ。誤解のないよう修正するよう依頼した」と回答。今月中旬、HPからはBTBが出版社であるかのような表現は削除された。 センター長は、教育学部のデイビッド・バーカー准教授(英語教育)。BTBのHPは「日本人英語学習者向けの教材を制作している出版社です」と記し、会社紹介の欄もあった。自身を「BTBのオーナー兼設立者」と説明していた。 ところが、BTBの実態につい
大型貨物自動車で名古屋市内を走行中、自転車の男性=当時(24)=をはねて死亡させたとして、自動車運転過失致死罪に問われた40代男性の判決公判が8日あり、名古屋地裁は「過失は認められない」として無罪(求刑罰金100万円)を言い渡した。 男性は2014年5月、同市名東区の国道302号で片側2車線の左車線を走行中、車を道路の左端に寄せ、車と縁石との間を後ろから走ってきた自転車(ロードバイク)の男性をはねて腹部などにけがを負わせ、翌月に死亡させたとして、17年7月に在宅起訴された。 斎藤千恵裁判官は判決理由で、車線の左端と縁石の間は幅約70センチと狭く、自転車で走るとハンドルや体が車線内にはみ出すことになると指摘。「車がことさら左に寄らなくても、自転車が接触してしまう可能性は否定できない」と判断した。 さらに、この道路は交通量が多く、道路脇の防音壁の外側に歩道があることから、歩行者や自転車の通行が
賃金や労働時間の動向を把握する厚生労働省の「毎月勤労統計調査」について、全数調査が必要な対象事業所の一部を調べない不適切な調査が二〇〇四年から行われていたことが分かった。担当者間で十五年間引き継がれてきた可能性があり、データを正しく装うため改変ソフトも作成していた。統計を基に算定する雇用保険などが過少に給付されていたことも判明し、厚労省は不足分を支払うことを検討する。 しかし、東京都内では全数調査の対象が約千四百事業所あったが、実際には三分の一程度しか調べられていなかった。さらに、全数調査に近く見せかけるため、統計上の処理が自動的に行われるようプログラミングされたソフトも作成されていたという。賃金が比較的高いとされる大企業の数が実際より少ないと、実態よりも金額が低く集計される可能性がある。
近年、極度の不漁が続くニホンウナギの新たな養殖法を、愛知県水産試験場(蒲郡市)が考案した。生後、性別が分かれるウナギ。急ピッチで育てるとオスに、自然界並みにゆっくり育てるとメスになることを突き止め、オスに偏りがちな養殖でもメスの比率を高める手法を編み出した。 ウナギの飼育手法、期間は養殖場によって異なるが、現在の主流は水温を高めた養殖場でたっぷりとエサを与え、半年程度で体重二〇〇グラム以上に育てて出荷する。養殖期間が短いため、コストが削減でき、病気にかかったり、共食いしたりするリスクも少ない。
英国のロックバンド、ビートルズが1966(昭和41)年に来日公演した際、警視庁が撮影した記録映像の全面公開を巡って、名古屋市の市民オンブズマンが東京都と争っている。ファンの間で「幻の映像」とされる30分強のモノクロフィルムの公開をオンブズマンが求めたのに対し、都は「(警察官やファンの顔は)個人情報に当たる」として拒否。オンブズマンは昨年末の東京地裁判決でも敗訴したため、控訴に踏み切った。 判決などによると、フィルムはビートルズ来日(66年6月29日~7月3日)を35分30秒に編集したもの。警視庁は警備のため数千人の警察官を動員したとされ、メンバー4人が降り立った羽田空港や公演先の日本武道館、宿泊先周辺の車両検問やパトロール、観客の状況などを収めた。4人の到着や演奏、移動、搭乗の様子も含まれている。 半世紀近く「幻の映像」と言われていたが、2014年、フィルムが警視庁に保管されていることが報
中日新聞社の小出宣昭顧問・主筆が13日、名古屋市内で開かれたシンポジウムで大村秀章・愛知県知事の政治姿勢に触れて「三河に行くと時々、大村さんのような保守かリベラルか、性同一性障害くらいの知事が出る」と発言した。 小出氏は、野党三党の幹部による討論のコメンテーターとして参加。愛知県の政治風土を解説する中で、保守地盤の強い三河地方の出身で元自民衆院議員の大村知事が、非自民議員の意見も取り入れて県政運営をしていることを例えて表現したという。小出氏は「言葉の選択として間違っていたので(性同一性障害の)発言を撤回し、おわびします」と話している。 シンポジウムには大村知事も冒頭出席していたが、発言前に退席していた。 (中日新聞)
国際スケート連盟(ISU)は2016/17年のシーズンから審判の匿名制を廃止し、名前を公開するようになった。採点競技には、成績が振るわなかった選手のファンの、審判に対する呪(じゅ)詛(そ)がつきものだが、ウインタースポーツの華であるフィギュアスケートには特に注目が集まる。審判にバイアスはないのか、あるとすればどのような傾向があるのだろうか。今季のデータを使って検証してみよう。 2017/12/7 中日新聞電子編集部、撮影は写真部 お国びいきはある グランプリ(GP)シリーズの演技審判は9人。ショートプログラム(SP)で7件、フリースケーティング(FS)で13件(女子は12件)ある演技要素それぞれについて-3から3までの出来栄え点(GOE)と、全体のつながりを評価する構成点(プログラム・コンポーネンツ)を判定する。 ここでは、今季のGPシリーズ7回のGOEについて、各審判が「同じ演技を見た他
三重県志摩市が公認した海女キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」をめぐり、市内の海女らが公認撤回を求めていた問題で、大口秀和市長は5日、市役所で会見して公認撤回を表明した。キャラクターを考案したモータースポーツ運営会社の浜口喜博さん(39)から撤回の申し出があった。 市は9月に各地域の代表海女24人の意向を調査し、約3割が公認取り消しを求めたという。大口市長は「全ての海女さんたちに応援していただけないことを考慮し、申し出を受けることにした」と説明した。 会見に同席した浜口さんは「全国のファンからたくさんの応援の声を聞き、デザインを変更すべきでないと判断した」と説明。今後は市非公認の「伊勢志摩海女萌(も)えキャラクター」として展開していく。 キャラクターをめぐっては8月、海女らが「女性を蔑視した性的な描写で海女を侮辱している」と指摘し、市に公認撤回を求めて309人分の署名を提出し、市は対応を
運転士や車掌は夏も上着着用、乗務中の水分補給は報告制-。規律の厳しさで知られるJR東海が15日から、「屋外作業などは上着を脱いでもいい」とルールを見直した。5月下旬に運転士が熱中症とみられる症状で倒れたことを受けた措置。水分補給の報告も今月から不要となっており、運行の安全や社員の健康のため柔軟な姿勢に転じた。 JR東海では、運転士や車掌は春、秋、冬はジャケットの制服を着用。6月になると在来線は半袖シャツに衣替えするが、特急に乗る車掌や新幹線の乗務は、薄手のジャケットを着用する。接客マナーとして一年中、乗務中に上着を脱ぐことを原則禁じてきた。今回の見直しで、人身事故や車両故障が起き車外で作業する際や、その後の乗務、発車前の車外の点検作業時などに限り、上着を脱ぐことが認められた。 JR東海では5月25日、愛知県幸田町の東海道線幸田-相見間で、新快速を運行していた男性運転士(28)が意識もうろう
愛知県警は6月1日から、自動車の運転免許を持っている人が酒に酔って自転車に乗った場合、車の運転免許を最大で180日間停止する新たなルールを運用する。自転車の飲酒運転による人身事故を減らすためで、全国では兵庫県で運用例があるが、東海地方では初めて。 酒に酔って自転車を運転し、人身事故を起こした人は、無条件で免許停止の対象になる。また、運転免許の違反歴などを総合的に審査し、県警が将来も飲酒運転をする可能性が高いと判断した人も対象となる。免許の停止期間は30~180日間の範囲で決める。 道交法は自動車やバイクだけでなく自転車の飲酒運転も禁止しているが、摘発しても運転免許の違反点数の対象にはならない。県警は「運転免許を受けた者が著しく交通の危険を生じさせるおそれがあるときは、6カ月を超えない範囲で免許の効力を停止することができる」との条文を根拠に、県公安委員会が免許停止の行政処分を出せるルールを決
それぞれの部活動での体験などを基に、スポーツ指導者に求めることを考える生徒たち=東京都杉並区立和田中学校で 強くなりたいけれど、理不尽な扱いは嫌-。学校での運動部の指導のあり方が議論される中、子どもたちの声を指導者に届けようと、NPO法人「コヂカラ・ニッポン」は東京都杉並区立和田中学校と協力し、十の提言をまとめた。これを基に全国の学校やスポーツクラブなどで、それぞれの「十カ条」をつくるよう呼びかける。 昨年十二月初めの放課後、野球やバドミントン、剣道、ダンスなど、和田中の十の運動部のメンバー約四十人が教室に集まった。同法人理事の尾崎えり子さん(31)は「私たちはこれまで企業などと協力し、子どもの力を社会に生かす事業をしてきた。今回は皆とスポーツ指導について考えたい」と、新プロジェクト「チェンジ・スポーツ・バイ・キッズ」の趣旨を話した。 続けて尾崎さんは「指導者の思いを知ろう」をテーマに、サ
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