2月に2日間にわたって開催された、世界最大級のスタートアップイベント「Slush Tokyo 2019」。36カ国から600以上のスタートアップと200人の投資家、7000人を超えるオーディエンスを動員し、大盛況のうちに幕を閉じたことも記憶に新しいところです。 そのSlushの発祥は、北欧のフィンランド。今まで北欧といえば福祉や教育のグローバルリーダーとして知られてきましたが、昨今ではスタートアップやビジネスイノベーションでも注目を集めています。今回は世界レベルのビジネスイノベーションを生み出すフィンランドのエコシステムが、いかにして醸成され、進化を遂げているのかを現地からレポートします。 イノベーションの鍵を握るエスポー市 企業、研究機関、投資家などを含め、様々な領域の人たちが技術やノウハウ、知見を集結させてイノベーションを起こす事業生態系を「エコシステム」と呼びますが、フィンランドの優
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