「笑い」は難しい。昔から同じことをやり続け、それが全く色褪せず、年月を重ねてますます面白くなることもあれば、同じ人が同じことをやって1年前にウケたことが、今は全く笑えないこともある。そんな時代の気持ちと寄り添い、面白いこと、新しいことを続けてきた結果、気づいたらメインストリームにいた――そんな印象があるのが、テレビプロデューサーの佐久間宣行氏だ。 1月19日からは、佐久間氏が前作から引き続き企画総合プロデュースを手掛けている新感覚“脱法コント”の新作『インシデンツ2』がDMM TVで独占配信されている。1作目から続投となる森田哲矢&東ブクロ(さらば青春の光)、伊藤健太郎、ヒコロヒー、みなみかわらを軸としつつ、1作目とは全く異なる、刺激的で先の読めない展開が繰り広げられているのだ。 そこで、プロデューサーの佐久間氏に本作の作り方から、仕事論、「お笑い」論まで聞いた。 「地上波では放送できない