「陰謀論は情報の束、恋は情報じゃない」。『ようこそ!FACTへ』で作者が描くのは 必要なのはエンパシー 2024.03.21 「闇の組織が世界を支配している」 「真実に気づいてしまった」 近年、こんな言葉を聞くことが増えました。 SNSには独自の解釈を施した新しい陰謀論も日々登場しています。手塚治虫文化賞受賞、アニメ化も決定している『チ。ー地球の運動についてー』の作者、魚豊さんが最新作『ようこそ!FACT(東京S区第二支部)へ』で描くのは、恋と陰謀論。関係がなさそうに見えるこの2つは、どう結びつくのでしょうか。「非正規労働」「情報格差」「マルチ商法」「資本の偏り」など、現代を生きる私たちに身近な問題が登場しつつ、ラブコメとして存在する本作。面白く読みながらも「賢さ、豊さってなんだろう」と心のざわつきが止まりません。その落ち着かなさの正体とは。漫画家の魚豊さんにお話を伺います。 ( POIN
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