「美しい社会を構想し具体化できるデザイナーを育てる」ことを目指し、2014年に設立された多摩美術大学統合デザイン学科。ソーシャルデザインといった新しいデザイン領域の拡大や、「デザイン経営」「高度デザイン人材」など、ビジネス文脈におけるデザインへの期待の高まりを先見するように、同学科は設立当初より領域をまたいだ総合的な学びを実践し続けている。 本学科で教える永井一史さんと菅俊一さんに、設立までの経緯を振り返りながら、統合デザイン学科が目指す学びのあり方や、デザイナーとして「教育のデザイン」に取り組む上での考えについてお話しいただいた。 【関連記事】多様な領域で活躍するデザイナーの「考える力」を鍛える。多摩美術大学統合デザイン学科での4年間(デザインノトビラ) 統合デザイン学科のはじまり ––おふたりは2014年の統合デザイン学科設立時より参加されています。当時の経緯についてお聞かせください。
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