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文化と小説に関するuuukeyのブックマーク (1)

  • 「小説に書かれることは必ずしも道徳的に正しいことではない」 葉真中顕が語る、読み手と書き手の共犯関係

    葉真中顕『ロング・アフタヌーン』(中央公論新社) 『ロスト・ケア』や『絶叫』など、現代社会を鋭く抉り出す小説家、葉真中顕の最新作『ロング・アフタヌーン』が刊行された。 書は、50代の女性、志村多恵の書いた私小説を通して、現代に生きる女性たちの連帯を描いた作品だ。編集者の葛城梨帆は志村の小説を読み、彼女の人生と自分と重ね合わせることで連帯を深めていくが、小説に書かれた内容が事実であるのかをめぐり、謎が展開していく。ジェンダーに関する問題意識を含み、安易な正しさに回収されることなく、「読むことと書くこと」による連帯を描く意欲作だ。 今回、著者の葉真中氏に、書について話を聞いた。(杉穂高) 作中作をいかに解釈するか ――大変面白かったです。冒頭の作中作である小説『犬を飼う』の内容が非常にパンチが効いています。 葉真中:最初に大きなインパクトを用意しようと思って書いたので、そういう風に言って

    「小説に書かれることは必ずしも道徳的に正しいことではない」 葉真中顕が語る、読み手と書き手の共犯関係
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