ワクチンの接種率が上がってきているとはいえ、新型コロナの影響はなかなか先が見えず、特に観光業界は厳しい状況が続いています。そんななか、コロナ禍でもそこまで大きな影響を受けずに運営しているホテルがあります。それは、古民家などを改修して宿泊施設に変える「NIPPONIA」です。現在は、兵庫県や山梨県、千葉県など15道県に27施設を展開しています。 私が「NIPPONIA」のことをはじめて知ったのは、兵庫県丹波篠山の城下町を訪れたときです。古い日本家屋に「NIPPONIA」と染め抜かれた暖簾がかかっているのを見て、何となく「良いな」と感じました。それが最近、別の場所でも見かけたため、Webサイトで調べてみると、「郷(さと)にいること」というコンセプトで日本の原風景を体感する滞在施設と書いてあり、同業としてますます興味を持ちました。 Webサイトから NIPPONIAの価値 郷にいること。 さらに
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