多くの人に認知症当事者の声を届けようとしている青木佑さん(31)。 社会福祉協議会での勤務経験をもとに、「認知症未来共創ハブ」とNPO法人「issue+design」で活動しています。認知症について当事者の視点から分かりやすく解説し、認知症の世界をのぞける『認知症世界の歩き方』の制作に携わりました。認知症の世界を生きるかもしれないのは、他人ではなく、将来の私や大切な誰か——。あらゆる人に優しい世界にするために、できることを教えてくれました。 ■イノベーターセッション DIALOG学生部は、若い起業家やアーティスト、社会活動家など、明日を切りひらこうとする人たちを定期的に招いています。活動への思いや生き方、めざす世界を共有して、その果実をDIALOGウェブサイトで発信します。 認知症世界の歩き方(ライツ社) “なかなか理解してもらえずに困っていた「認知症のある方が実際に見ている世界」がスケッ