こんにちは、KOELのデザインリサーチャー 山本健吾です。 前回お伝えしたように、私たちは「多文化共生」を考えるフィールドワークとして兵庫県神戸市長田区で色々な方々にお会いしてお話を伺ったり、いくつかのキーとなる場所を訪れました。 長田で暮らす海外からの移民や外国にルーツを持つ人、暮らしの中でその方たちと関わりを持っている方々、もしくはその方たちの生活を支援している方々。様々な立場から見えていることや感じていることを言葉にしていただきました。その中には、「多彩な文化のむすびかた」につながる6つの気づきがありました。 《6つの気づき》 1. 共存・共生にはステップがある 2. 共生の壁はお互いに踏み越える 3. それぞれの違いを受け入れる 4. やってみることに寛容である 5. 与えられるモノを持つ、与え合える関係性を築く 6 . 継続的な暮らしの中に接点がある 今回は、この6つの気づきにつ