2.アルカロイドを持つコレウス(コリウス)(Coleus)。 コレウス・フォルスコリ(コリウス・フォルスコリン)(Coleus forskohlii) 紫蘇科(Labiatae)。Plectranthus barbatusの学名もあります。 コレウス類は園芸種が多く、世界中で観葉植物として親しまれています。 観賞用のコレウス類はアルカロイドの分析が進んではいないようですが、ある種のコレウスが、アルカロイドの強いサルビア類として知られています。 その代表的なのがインドネシアなどに自生するといわれるコレウス・フォルスコリです。含有する代表的なアルカロイドは1970年代に分離され、フォルスコリン(Forskolin)と命名されました。フォルスコリンが後述のサルビノリンと、どの程度の近似性を持つのかは不明ですが、心臓疾患や喘息に有効との説があります。インドの伝統医療アーユルヴェーダでは消化