(前回:NHK貧困女子高生がヤラセなのかを冷静に検証する) NHK貧困女子高生問題で、「○○を買わなければ、進学できるはず」と、未成年のお金の使い方を叩く人々がいる。 だが、その苛烈さを、国のお金の使い方に向けたことがあるだろうか。 少女が食べた1000円のランチについて、「俺の方が貧しい」と競い合う人々。 あなたの貧しさは、「美しい国」が生み出したものかもしれないのに。 子どもの貧困率は、国内の政策によって増加している 「子どもの貧困率は、世界的な経済状況よりも、国内の政策という人為的かつ意図的なものに左右される度合いの方がはるかに大きい」と、「子どもの貧困」の著者である阿部彩氏は言っている。 (出典:日本教育会館「相談室だより2009」より引用・上下の文章も) 再分配前:所得 再分配後:再分配前ー(税金+社会保険料)+社会保障給付 再分配前の日本の貧困率は、それほど高くない。 だが、他
![NHK貧困女子高生は「美しい国」が生み出した - ニャート](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/055fa7e327e91c9c0ea2a06c16e2a8d6e1bf83f6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnyaaat%2F20160823%2F20160823234658.png)