グループウェアの進化形である、ソーシャルウェア。その違いを一言でいうなら、グループウェアが組織の各部門、部署を単位としているのに対して、組織の中の個人に焦点を当てた情報ツールであるということだ。さらにいえば、組織の中の個人が部門、部署の垣根を越えて、さまざまな人たちとコラボレーションするために必要な機能を集約させたツールということになる。 これまでのグループウェアにも個人のプロフィールが分かる機能などあったではないか、という意見もあるだろう。決定的な違いは、個人の情報について量、内容の深さともに圧倒的にソーシャルウェアに分があること、そしてなによりも、個人が組織の垣根を越えて他の部門、あるいは他の企業の人たちと自然につながりが持てるようになっている点だ。 たとえば、あなたが未体験のプロジェクトを担当する場合、同種の経験を持つ社員から情報やノウハウを教えてもらうことができたら心強いはずだ。し