リーナス・トーバルズ氏の新プロジェクト「git」は、Linuxカーネル開発を管理するためのソフト。プロプライエタリなコード管理ソフト「BitKeeper」を捨てざるを得なくなったことから始まった。(IDG) 有名なLinux開発者と、Linuxカーネル開発の管理に使われるソフトの開発元の対立から、Linux作者のリーナス・トーバルズ氏はLinuxカーネルに加え、新しいソフトプロジェクトに着手せざるを得なくなった。ライセンス問題のため、2002年からカーネル開発の管理に使ってきたプロプライエタリなBitKeeperソフトを捨てさせられた同氏は、先週この新プロジェクト「git」を開始した。 この論争は、Linuxの共同作業によるオープンなアプローチを優れたソフト開発の手法と考えているオープンソース開発者たちと、ソースコードの閲覧・改変が可能な点を根本的な自由ととらえているフリーソフト提唱者の違
5月版 BitKeeperからgitへ、ソースコード管理ツール大変更 上川純一 日本ヒューレット・パッカード株式会社 コンサルティング・インテグレーション統括本部 2005/5/31 linux-kernelメーリングリスト(以下LKML)かいわいで起きた出来事を毎月お伝えするLinux Kernel Watch。さて、4月のLinux開発の現場はどうだったでしょうか。 ソースコード管理ツールgitの登場 Linus Torvaldsは、「Kernel SCM saga..」と題したメールで、 BitKeeper(編注)が使用できなくなったこと Linuxの開発のために新しいSCM(ソースコード管理)ツールを探していること を宣言しました。そのメールには、「ふさわしいツールが何も見つからなかったら困るので、“git”というツールを作っている」ことも追記されていました。 これを受けて、まず「
うんちく † 前にチラッと「コンフィギャラブルなOSにしたい」なーんてのたまっていましたが、ちょっと書いてみます。 まずOSというやつは細かい部分でいろいろ機能を同じくして実装が異なるケースが多数作れます。これらはメモリなどの利用リソースや時間軸で差が出ます。 そういった部分を用途に応じて自由に組替えたい、更には一定のパラメータの元自動生成させたい。これが前にチラッと書いた「OS生成系(ある種コンパイラ?)」の思い付きです。 とはいえ、未だ構想ですら単なるOSコンフィギュレータの域を出ていません(苦笑)。 とはいえ、いくつか思うことを書き溜めようと思います。 ↑ 思い † 同じ事が出来る実装でも、特性はさまざまです。軽いものが欲しいときから、超多重タスクを扱えるものが欲しいときもあります。ピンポイントでココだけはリッチであって欲しいなんことも良くあります。 更に言うなら、何も考えずに自動判
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