前回で述べた総需要・総供給曲線の議論においては、財・サービスとして単一のものが考えられており、その中身が区別されていない。しかし、1980年代以降の日本経済を分析するには、最低限、「財」と「サービス」を区別する必要がある。この場合には、「財の価格」と「サービスの価格」を考えることになるわけだ。 そして、つぎのような単純化の仮定をおこう。すなわち、「財」は製造業によって生産され、貿易可能である。つまり、「財の生産者」としては、「輸入」(を通じた海外の生産者)も含まれるわけだ。他方、「サービス」は非製造業によって生産され、貿易可能でない。つまり、2セクターのモデルを考えるわけである。 そして、労働者は両部門を自由に移動できるものとする。製造業の賃金と非製造業の賃金があるが、労働が両部門間を自由に移動できるため、均衡において両者は等しくならなければならない。そこで、以下では、製造業の賃金と非製造
皆さんは、飲み会の幹事をしたことがありますか?大抵の職場では、既婚者と独身者が混在しているため、飲み会の手配に気を使った経験があるのではないでしょうか。たとえば、1次会は既婚者・独身者一緒、でも2次会からは独身者だけがカラオケで大騒ぎ、家族が待つ既婚者の大半は早めに失礼する人など、そうした対応だけでも大変です。さらに、飲み会に使える予算も既婚か独身かで違う場合もあり、それにも気を配る必要があります。 ただ、この既婚者と独身者の違いは、飲み会の場面だけで表れるものではありません。普段の仕事上でも大きく違いが現れています。では、その違いとは一体何でしょうか?また、その違いが職場にどのような影響をきたすのでしょうか?今回も、みなさんと一緒にギャップと対処法を考えていきたいと思います。 「時間」と「お金」の使い方が ギャップの大きな原因 創業間もないベンチャー企業などは、社員の年齢も若く、独身ばか
大きな流れでいうと、日本の景気動向は2012年前後まで不景気の循環に入っていることを、前回の私の記事でお伝えいたしました。今回は、その2012年前後の経営におけるポイントを再度ふりかえっておきましょう。 今後、この図に対応しながら、1つ1つの戦略に関して、具体的事例を踏まえてご説明していきたいと思います。 【価格戦略のポイント】 好景気の60~80%の価格帯が売れる 過去の不景気の分析を通して、法則化されていることがあります。その大きな1つの項目が「売れ筋価格」についての考え方です。 価格戦略を考えていく上で重要な観点は、買う側となるお客様の「心理状態」と「フトコロ具合」です。まず、不景気の状況では、残業が少なくなり、賞与も少ないため、世帯の年収が確実に下がります。当然、失業率も上昇傾向にあります。このため、実質的に消費にまわるお金が減るという現象が当然起こります。不景気ですから当たり前で
豊臣秀吉も使った!? “クッション説得” 正面から説得しても、抵抗が強く、相手にしてもらえない場合がある。また、いきなり、攻撃されて、立ち往生することもある。 そんな場合、視点を変える、ずらすなどの方法が局面を打開して、説得を前進させるのに役立ってくれる。「視点を変える」説得のいくつかの方法をみていこう。 説得を続けても、相手が頑として応じてくれない。それどころか、会ってもくれない。にもかかわらず、なんとか相手を説得しないと、事が先に進まない。 そんなときは、あなたの代わりに、第三者を説得者に立てて、その人から説得してもらう方法がある。 自分の代わりになってもらう人として、 ・相手から信頼されている人 ・説得をめぐる事情に詳しい人物 ・偏らない、公平な判断ができる人 などが条件になる。とはいえ、これらの条件を全部満たした適任者はなかなかいない。いたとしても、あなたがその人を知らなければ
※この記事は、2010年12月以前のYahooの検索エンジンがYSTだった頃の記事となっていますので、Googleの検索エンジンを利用している現在のYahooには当てはまりません。 今に始まった事ではありませんが、YahooのSEO対策やペナルティに関する質問や相談を良く頂きます。それほど日本ではYahooからの集客が大事なことであり、困っている人も多いということなのでしょう。 Googleに関する質問や相談はあまり頂きません。これは検索エンジンシェアの関係ももちろんありますが、それよりはGoogleが積極的に情報を公開しているという事と、Yahooのような”不可解”なペナルティ(フィルタ)が無いからだと思います。⇒GoogleのSEOに効果的なテクニックまとめ Yahooに関する情報を配信しているサイトやブログもあるのですが、サイトごとに言っている事が全然違うので、より混乱を招いているの
元コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! セルフブランディング、ってみんな知ってる?わかってる?わかってるようでわかってないかもよ。えーっと、と一瞬考えちゃった人は『ネットがあれば履歴書はいらない』(著:佐々木俊尚・宝島社新書)を読もう。すぐ読もう。さあアマゾンで注文しよう。 簡単に言うと、ネット上での”じぶん”を戦略的に構築する、ということ。 詳しくはまあ本を読んでよ。で、これまでブログを書いてきた人は、それとTwitterをどうリンクさせていくかを具体化していけばいい。それだけでかなり自分をブランディングできるだろう。少なくとも、"自分"という存在への"導線"が整備できる。導線を整備しないと、けっこうもったいないことになる。 例えばね、Bit.lyというTwitterに便利なURL短縮サービスがあるのだけど、そこで
以前はアナログレコードやCDをお店に買いに行っていた。いつの間にかそういうことをしなくなり、ネットで見かけたPVや、amazonでのおすすめを見ながらダウンロード購入したり、ネット経由でCDを買うようになった。買ったCDは届いてすぐにiTunes/iPodへ入っていつでも聞けるようになる。便利だけど、ひとつ残念なのは、いわゆる「ジャケット」のアートワークを楽しむことが減ったことだ。自分はアートマニアではないし、ジャケ買いもそんなにしない方だったけれど、機会が減ればそれなりにさびしい。 インターネットというのは元々は軍事技術で、アメリカが当時のソ連に対する分散型の情報システムを構想することからはじまっていたようだ。軍事技術というのはいろいろな副産物を生んでいて、Wikipediaをみるとコンピュータ、原子炉、GPSといった重要な技術も軍事技術発祥のものとして挙げられている。じゃあ、先端技術
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