11月22日(土)、23日(日)に、「第29回全日本マイクロマウス大会」がつくば国際会議場で開催された。主催は財団法人ニューテクノロジー振興財団。 「第29回全日本マイクロマウス大会」では、迷路を探索してタイムを競う「マイクロマウス競技」、来年より正式競技となる「ハーフサイズマウス競技」、ラインに沿って走行しタイムを競う「ロボトレース競技」、ロボットが迷路を探索しながら迷路内に置かれている円筒を上下反転してポイントを競う「マイクロクリッパー競技」が実施された。 マイクロマウス競技、ハーフサイズマウス競技、ロボトレース競技については、既にレポートした。本稿では「マイクロクリッパー競技」のレポートを送る。 ● 面白さがわかりやすいマイクロクリッパー競技 マイクロクリッパー競技は、アーム機構を搭載した自律ロボットが、迷路内を走行しながら置いてある円筒を発見して、その円筒を反転させる競技。この競技