IEEE802.11a/g以降の無線LANではOFDMという技術が使われています。OFDMとは「Orthogonal Frequency-Division Multiplexing」の略で、日本語では直交周波数分割多重変調と訳されます。とはいえ、これでは何のことだか分かりません。書籍やネットの解説を読んでも、すぐに難しそうな数式が出てきて頭がオーバーフローしてしまいます。今回はこの OFDM をなるべく平易に解説してみます。
いまNFC (Near Field Communications)技術に関する動向が熱いが、その理由の1つはGoogleが「Google Wallet」の名称で同技術を使ったサービスをプッシュしており、同社謹製のNexus S、そして19日にも正式発表が噂される「Galaxy Nexus」での目玉機能になっている。だがこのNFC、インターフェイス的に日本で使われているFeliCaと互換性があるため、NFCに対応している携帯であれば「おサイフケータイ」として利用できるという誤解が広まっているようだ。ここではGalaxy Nexus登場前に、両者の違いと互換性の有無、そして今後の動向についていま一度簡単に確認しておこう。 10月18日、都内で開催されたNTTドコモの新製品発表会ではXi対応のスマートフォンを含む多数の製品ラインナップが紹介されたが、その最後に同社社長の山田隆持氏は謎のシルエット
Qualcomm(クアルコム)が披露した、「eZone」のデモ。端末を浮かせても充電している 「電場・磁場共鳴電力伝送」とは、電場・磁場を共鳴させることで離れた場所に電力を送信する技術のことです。送信側と受信側に、コイルとコンデンサからなるLC回路を作り、両方の回路間で電場・磁場を共鳴させることで、ワイヤレスで電力を送信します。 現在、最も実用化が進んでいるワイヤレス送電の方式である電磁誘導型に比べると、電力を送信できる距離が長く、特定の共振回路だけが電力を受信できるため、たとえば金属性の物体を途中に置いても加熱されるようなことがない安全なワイヤレス電力伝送方式です。また、電磁誘導型と比較して利用する磁場がずっと弱く、それでいてより長い距離を伝送できる方式でもあります。 電場・磁場共鳴による電力伝送の原理自体は古くから知られていましたが、この方式が注目されるようになったのは2007年、Sc
西田宗千佳の ― RandomTracking ― 「飛ばない」からできた高速無線通信 ソニーが提案する「Transfer Jet」 今年のCESでは、「ワイヤレスで大容量AVデータを転送」するソリューションが注目を集めた。その代表格は、HDMIのワイヤレス化である「Wireless HD」、そしてUSBのワイヤレス化である「Wireless USB」だろう。松下も、AVCネットワークス社の坂本俊弘社長のキーノートや自社ブースにて、ビデオカメラとテレビをWireless HDで結び、映像を伝送するデモを行なっていた。 だがCESでは、もうひとつ、興味深い技術が発表されていた。それが、ソニーの公開した「Transfer Jet」である。 一見、似ているが、実は全く違う特質を持つ、非常にユニークな発想から生まれた技術である。Transfer Jetの「超近接・超高速通信」の秘密を
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