2016年8月10日、東京、新宿にて「親子で学ぼう! 夏休みインターネットセキュリティ教室」が開催されました。これはセキュリティベンダーのトレンドマイクロが毎年夏休みに開催しているイベントで、小学生のお子さんを持つ親とともに、ネットのセキュリティを考えようというものでした。会場ではスマートフォン世代の小学生たちと、ガラケー世代である(筆者の世代に近い)親たちが、真剣にディスカッションしていました。 今回のセキュリティ教室では、まずは親子でスマートフォンの利用で危険なことの事例をみんなで考えるところから始まり、子どもたちが「シーザー暗号」を解くゲームを行うかたわら、親だけでインターネット利用の悩みを語り合う保護者セッションが行うなど、想像以上に真剣なイベントになっていました。 「友達からURLを送られてきたからタップしてみたら“架空請求”だった。どうしよう?」「知らない人から急にたくさんメー
文章コミュニケーションは子どもにとって難易度が高い 幼い子どもと接すると、子どもが平気で他人を傷つけるような発言をする場面に出くわすことがある。彼らは思ったことをそのまま口にしただけであり、他人が傷つくかもしれないなどとは考えもしない。幼ければ幼いほどその傾向が強く、自分の発言で他人が傷ついたところを見て初めて自分が傷つけたことに気付く。幼い子供は経験がないため想像力に乏しく、他人の気持ちにあまり敏感ではないのだ。 ましてネットでは、自分の書き込んだ言葉による友だちの反応が見えない。深く傷つけても自覚できないというわけだ。そもそも文章だけでのやりとりはキツく感じられることが多く、誤解を生んだり、トラブルになりがちなものだ。コミュニケーションの練習中である子どもにとっては、SNSなどの文章でのやりとりは非常に難易度が高いものなのだ。 中学1年男子A彦は、「死ね」という言葉の重みを感じず、日常
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く