オフラインIDEを使う これまでの連載で、mbedにはWeb IDEが提供されており、これを使うことで、PCに何もインストールしなくてもブラウザさえあれば、mbedのプログラムを開発できることが分かりました。Web IDEは始める時の敷居が非常に低いというのが大きな利点ですが、反面いろいろと制限があります。例えば、次のようなものです。 インターネット接続が必要 企業によってはセキュリティのために、インターネットへ接続できないことがあります。 エディタがあまり高機能ではない 今時のIDEであればリファクタリング機能(例えば変数名や関数名を一括して変更したり、コードの共通部分を関数に抜き出したりするなど)があるのが当たり前になっていますが、Web IDEが提供するエディタは非常に簡素なものです。基本的な編集機能はそろっていますが、一般に流通しているエディタ、IDEと比べると見劣りするでしょう。
![IoTをかじってみよう(5) ~オフラインIDEを使ってmbedアプリケーションをデバッグする](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e3d121b80a2a410b4f00e8f5a37c2993d89af8c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcodezine.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F9253%2F9253_t.png)