6月18日(ドイツ時間) 発表 世界のスーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」の2008年6月版の結果がドイツ時間18日、公開された。今回で31回目。 1位は米国資源エネルギー省のロスアラモス国立研究所に納入されたIBMのクラスタ「Roadrunner」で、1.026 Peta FLOPSを達成した。スパコンの性能が1PFLOPSを超えたのは初めて。これまで1位だったBlueGene/Lは2位となった。 Roadrunnerは、Cell/B.E.の倍精度浮動小数点演算を強化した「PowerXCell 8i」を搭載するブレード「BladeCenter QS22」と、Opteron搭載のブレード「同LS21」で構成される。 国内のシステムは、東京大学、京都大学、筑波大学の「T2Kオープンスパコン」仕様の3システムが新たにランクイン。東大のシステムが国内最速を達成し、82.98TFL