"不況どこ吹く風"といった盛り上がりの「第1回 [国際] カーエレクトロニクス技術展」(1月28〜30日、東京ビッグサイト)。なかでも電気自動車展示コーナーは大盛況で、スクーターと同じような扱いの原付タイプと、軽自動車タイプの2種類4台の個性的な電気自動車が並べられていた。それらのスペックと、"非公開的"な話題について紹介しよう。 ゼロスポーツ「ゼロEVエレクシードRSリチウムイオン電池仕様」 ゼロスポーツは、すでにシール型鉛電池仕様のゼロEVエレクシードRSを受注生産販売しているが、今回はその車体にリチウムイオン電池を搭載したタイプを参考出品した。F1で採用されているドライブ・バイ・ワイヤシステムを導入したスポーツタイプの1人乗り小型電気自動車だ。リチウムイオン電池化することで、同社関係者は「大幅な軽量化を達成でき、加速性能と航続距離がアップした。市販化の予定は今のところないが、鉛電池仕