日本ヒューレット・パッカード株式会社は3月9日、USB接続で1台のPCを10人で同時利用できる「HP MultiSeat Computing」を発表した。教育分野に最適なソリューションとして、3月11日より販売を開始する。 HP MultiSeat Computingは、専用ホストPC「HP MultiSeat ms6000 Desktop(以下、ms6000)」に、コンパクトサイズのアクセスデバイス「HP MultiSeat t100 Thin Client(以下、t100)」をUSB接続するだけで、最大10名までのマルチユーザー環境を実現する製品だ。 ms6000には、マイクロソフトの「Windows Multipoint Server 2010」がプリインストールされている。同ソフトは、3月1日にOEM/アカデミック向けに発売された製品で、Windows Server 2008 R2