デル グローバルSMB本部 エンタープライズ テクノロジスト 桂島航氏 企業においてデータが増加の一途をたどるなか、ストレージを効率よく利用するための技術として「重複排除技術」が生まれた。一言で重複排除といえど、重複を判定する方法やタイミングなど、さまざまな方式がある。また、これまで重複排除はバックアップ・ストレージで主に利用されていたが、プライマリ・ストレージにおける利用の機運も高まっているという。 今回、デルでエバンジェリストとして企業向けストレージ製品の啓蒙活動を担当する桂島航氏に、重複排除を実現する技術の違い、今後の方向性などについて話を聞いた。 同氏は初めに、「企業において、1週間に更新されるデータは全体の5%にすぎない。つまり、残りの95%は蓄積する必要がなく、バックアップデータは元のプライマリ・データの5倍から10倍に及ぶ」と、実のところ、企業内にバックアップすべきデータがい
IBMのPOWER7 HUB Module IBMのBlue Watersシステムの計算ノード間の接続構成は、富士通のTofuとはまったく異なる。3Dトーラスで10万ノードを接続すると、立方体としても一辺が46ノード程度になる。したがって最も遠いノードとの通信には各次元で約23個のICCを通過しなければならない。これに対してBlue Watersでは数個のHUB Moduleを経由するだけでシステム内のどのノードでも到達できる構成となっている。 IBMのPOWER7 HUB Moduleについて発表するBaba Arimilli氏 Blue Watersの最小の構成単位はHPCノードと呼ぶ2Uサイズの薄型サーバで、この中に4個のPOWER7を搭載するMCMと今回発表されたHUB Moduleのペアを8組収容している。そして、4個のHPCノードのまとまりをスーパーノードと呼んでいる。 POW
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