両流れ 左上の実例をみてください。Aの記事はイラストの右側を流れて、1〜2〜3〜4へと流れています。Bの記事はイラストの左側を流れて、5〜6〜7〜8へと流れています。つまりAとBの記事はイラストの両側を流れ、Cのケイで合流しています。こうした場合を〈両流れ〉と言われ禁じられています。 とくに、A記事の1とB記事の5のところの最後が、文章の区切りで(。)でおわっている場合は、読者は2へとつづくのか、6へつづくのかわからなくなります。3のところも同じことです。また、Aの記事の2から、6へとイラストをとびこえて読んでしまうことにもなります。このように、読者を混乱させることはさけなければなりません。 左下の実例は、これを修正したものです。ただし、記事Bのイとロがあとで述べる「泣き別れ」にならないよう気をつけましょう。 泣き別れ 最初の実例のA記事の1は(。)で終っています。Bの記事の5の行の