2015年に無償化して大きな話題となったUnreal Engine 4。今、ゲームを作りたいという人が増えていますが、初心者が最初に利用するゲームエンジンとしてUnreal Engine 4はどうなのでしょうか。「もっと気軽にゲームを作ってほしい」と語る『作れる! 学べる! Unreal Engine 4 ゲーム開発入門』の著者、荒川巧也さんにお話をうかがいました。 難しすぎず、簡単すぎない入門書 ――荒川さんはこれまでUnity本を多く書かれていますが、今回『作れる! 学べる! Unreal Engine 4 ゲーム開発入門』を手がけられたのはなぜですか? 荒川:私は日本工学院専門学校のクリエイターズカレッジにあるゲームクリエイター科の教員で、学生にはゲーム作り、メインとしてはUnreal Engine(以下UE)とUnityを教えています。 おっしゃるように著書にUnity本が多いため