長女が7歳の時にパリで服の子供モデルをする機会がありました。エッフェル塔をバックにトロカデロで撮影を行い、その写真が子供雑誌を飾りました。その時の報酬が、じつは撮影から11年を経て、娘の成人と共に娘の手元に渡りました。 日本でも、子役や子供モデルが活躍していますが、フランスでもその需要は年々高まっています。しかし、子供の労働条件を制約する規定の細かさ、特にお金の扱いには、日仏間で大きな違いがありました。 高まる子役ニーズ 近年、広告などで子供を目にする機会が増えています。例えばミネラルウオーター「エビアン」が、赤ちゃんを起用した広告を大ヒットさせたように、子供モデルの起用は今や子供服やおもちゃといった子供向け商品に限られません。 「需要は年々高まっている」と、パリのモデル事務所「marilou(マリルー)」のディレクター、マリアンヌ ・トゥルオン氏は語ります。同事務所は1年前に創業し、現時
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