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ブックマーク / newswitch.jp (3)

  • ソニーグループが開発、「世界最小パルスレーザー」が持つ可能性 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ソニーグループは世界最小の高ピーク出力パルスレーザーを開発した。ピーク出力は57キロワット。共振器の体積は1立方ミリメートル以下で固体レーザーの1000分の1以下になり、直径9ミリメートルのCANパッケージに実装できる。励起用とパルス発生用の共振器が重なり合う独自の新構造。半導体生産プロセスで量産でき、生産コストの大幅な削減が見込める。自動車用レーザースキャナー(LiDAR)や産業用レーザーなど既存の高出力レーザーを置き換えられる可能性がある。 パルス幅は450ピコ秒(ピコは1兆分の1)で、熱影響を抑えた高精度な金属加工などが可能になる。ピーク波長は1030ナノメートル(ナノは10億分の1)。半導体材料の変更や変換用結晶により用途に応じた波長を出せる。LiDAR、大気観測用センサー、医療用レーザー、工作機械用レーザーなど、固体レーザーやファイバーレーザーが担う広い用途に対し、大幅な低コスト

    ソニーグループが開発、「世界最小パルスレーザー」が持つ可能性 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 住友電工が5兆円企業へ、カギ握る「自動車用ワイヤハーネス」の展望 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    住友電気工業は2030年度の長期計画で自動車部品メーカーとして有数の売上高5兆円以上(21年度比48・5%増)を掲げた。22年度も同3兆8500億円(同14・3%増)と、コロナ禍やウクライナ危機にもかかわらず高い成長を予想する。総売上高の約5割を占める同社の自動車事業。営業利益は伸び悩むが、長期には規模拡大による復調を見込む。ワイヤハーネス(組み電線)などで電動車の進化に寄与し、利益改善の難路にも挑む。(大阪・田井茂) 自動車部品メーカーで売上高5兆円を超えるのはデンソーと独ボッシュのみ。日メーカーで見れば、これに約4兆円のアイシンが続く。デンソーとアイシンはトヨタ自動車を支えるサプライヤーの双璧だ。一方、住友電工は独立系で推定25%の世界トップシェアを握る自動車用ワイヤハーネスが強み。日系完成車メーカーに呼応し、迅速に海外生産を拡大してきた。 ワイヤハーネスの世界市場は年3兆―4兆円で

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    vcc
    vcc 2022/06/10
  • 鉛フリーで200℃耐熱、パワー半導体用ハンダ量産へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    タムラ製作所は実装後にハンダ周囲の温度が200度Cまで上昇しても接合状態が劣化しないパワー半導体向け鉛フリーハンダ接合材を開発した。炭化ケイ素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)、酸化ガリウムを基板に使い、接続部の温度が高くなる次世代パワー半導体などでの使用を見込む。3月からサンプル提供を始め、2023年以降の量産化を目指す。 電気自動車(EV)や産業用電源向けに需要拡大が期待されるパワー半導体の素子接続部は、使用時に150度C前後の高温になる。SiCやGaN、酸化ガリウムを使った次世代パワー半導体の場合、接続部の温度は200度C前後に高まるとされる。 スズに微量の銀や銅を添加した一般的な鉛フリーハンダでは耐熱性が足りないケースが多い。タムラ製作所が開発した新しい鉛フリーハンダの組成は、スズにアンチモンや銅などを添加し、耐熱性を確保した。 通常の鉛フリーハンダの場合、実装すると接続部材のメッ

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