今回は6月に入ったので、ふたご座の絵をアドビ社の Snap.svg ライブラリを使って描いてみました。 前回まで利用していた SVG.js とは以下の点が違います。大きな違いとしては、Snap.svg では HTML に書かれた SVG をライブラリから操作できる点でしょう。つまり、Adobe Illustrator などで作成した SVG 形式のベクトル画をそのまま利用できます。SVG.js の場合は改めてライブラリで SVG を生成する必要がありました。
![JavaScript (59) Snap.svgライブラリを使用](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c7b656c41927205caa73c9f70b422ad88bda0076/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnonkitblog.files.wordpress.com%2F2021%2F10%2Fjavascript.png)
知って得する、Webブラウザ上で利用できるグラフィック関連技術。HTMLのような感覚で図形が描画できる「SVG」をハックしよう SVGドキュメントの書き方 本連載では、Webブラウザ上で利用できるグラフィック技術を分かりやすく紹介しています。第2回となる今回のテーマはSVGです。 ご存じの方も多いと思いますが、SVGはXMLをベースにしたベクトルグラフィックスの記述言語です。PNGのような画像フォーマットの1つでもありますが、実際にはXMLを記述したテキストファイルであり、HTMLと同様にJavaScript(DOM API)による制御も行えます。HTMLがタグによって文書の構造を記述するのと同様に、SVGはタグで図形を記述します。 ■ XMLでベクトルグラフィックスを記述するSVG 実はSVGの規格自体はかなり以前から存在したのですが、長らくInternet Explorer(以降IE)
前回はSVGの概要を解説したので、今回はSVGの具体的な書き方をざっくりと見ていきます。 と、その前に前回のおさらいとして、SVGをウェブページで用いる方法を2つにまとめます。 SVGをXMLとして記述し、svgファイル(もしくはdataスキームなど)をobjectタグなどで埋め込むか、もしくはXHTMLを用いてHTMLに埋め込む(Firefox 4.0betaやIE9ppなどはHTML(XHTMLでない)に直接記述することも可能) JavaScriptから動的にSVGを作る SVGをXMLとしてあらかじめ記述しておく方法は画像フォーマットとしても利用できますし、InkScapeのようなグラフィカルなインターフェースで作成したものを表示するのに向いています。一方、JavaScriptでSVGを描画する方法は動的に図を描けるので、データを元にグラフを描くといったケースに適していますし、Rap
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