前回はSharePointの「ポータル」機能の紹介ということで、社内に存在するさまざまな情報へのアクセス(の改善手段)としてのSharePointの使い方を取り上げた。そのポータルからアクセスする先である「コンテンツ」が、今回のテーマである。 情報を管理する「リスト」 SharePointは、さまざまなコンテンツを管理する機能を持つ。種類が多いため複雑に感じるが、基本的にSharePointのコンテンツは、「リスト」または「ライブラリ」のいずれかでできている。 まずは、リストを見てみよう。たとえば、Excelで作った「住所録」をイメージして見てほしい。横に姓、名、会社名、部署、電話番号といった属性が並んでおり、縦にそれぞれの人のデータが入っているとする。この場合、この住所録が1つの「リスト」であり、姓、名、会社名などの属性情報にあたるものをサイトの「列」と呼んでいる。そしてそのリストに収め