IPCopは、IPCopをインストールしたコンピュータとネットワークを保護することを唯一の目的とした特化型Linuxディストリビューションだ。IPCopは「不正パケットはここから先は侵入禁止!」と誇り高く宣言している。今回SOHO LANにIPCop 1.4.16をインストールしてみたところ、その宣言通りのことが成し遂げられていることが分かった。 私のLANの構成は常時変動しているが、最小構成時にも少なくとも2台のコンピュータと1つの無線LANアクセスポイントがある。ルータは、ラップトップからインターネットにアクセスするためと、ケーブルで接続するのが面倒な場所に置いてあるHewlett-Packard製のネットワークプリンタにアクセスするために使用している。この基本構成に雑多なコンピュータを一時的に追加したり削除したりしている。 ここで私のLANの構成を述べたのは、IPCopの導入を検討す
米IBMは4日(現地時間)、同社のオープンなアクセシビリティソフトウェア基盤「Accessibility Tools Framework(ACTF)」をオープンソースコミュニティのエクリプス財団(Eclipse Foundation)に寄贈すると発表した。 ACTFでは、アクセシビリティ関連ソフトウェア向けの共通化されたアプリケーション・プログラミング・インタフェースと再利用可能なコンポーネント群を提供することにより、アクセシビリティチェックツールやユーザビリティ視覚化ツールといったアクセシビリティツールを簡単に開発できる。また、マルチメディアコンテンツやオフィス文書といった多様なコンテンツに対する統一されたアクセス方法を提供する。 今回のACTF寄贈は、オープンソースコミュニティと共に研究開発を推進することで新しいテクノロジやアクセシビリティのためのガイドラインをいち早くACTFに取り入
オープンソース・ソリューション・テクノロジ(OSSテクノロジ)はオープンソースの全文検索システム「Chimera Search(キメラ・サーチ)」を発表した。Windowsのアクセス権に対応し,権限のないファイルは検索結果に表示されないことが特徴。2007年12月中に販売開始するとともに,GPLv2に基づきソースコードも公開する。 WindowsのほかSambaが稼働しているUNIX,Linux,MacOS,SMBプロトコルまたはCIFSプロトコルをサポートしたNAS上のファイルを,アクセス権限に従って検査しインデックスを作成する。対象となるファイルの種類はWord,Excel,PowerPoint,OpenDocument(OpenOffice.org, Sun StarSuite),PDF,HTML,テキスト。 平林幹夫氏が開発したオープンソースの全文検索エンジン「Hyper Estr
コレガ(加藤彰社長)は12月3日、用途にあわせてカスタマイズできる低価格なLinuxボード「CG-LBSTD2PU」を同社の直販サイト「コレガダイレクトショッピング」にて限定発売した。価格は1万290円。 組み込みに最適な小型の基板に、64MBのメモリ、20MBのFROM、インフォニオン社製CPUのADM5120(175MHz)を搭載している。インターフェースは100BASE-TXを2基、USB1.1、UARTを2基備え、GPIOとしては、4bitのDIPスイッチとLED出力端子を4基搭載する。 Linux Kernel 2.4系のソース一式を同梱し、U-BOOTブロードローダ上でLinux OSを起動できる。サイズは幅74×奥行き106mm。 コレガ=http://corega.jp/ 提供:BCN
コンピュータのメモリ容量を超えるサイズのプログラムを実行する必要がある場合、最近のオペレーティングシステム(OS)のほとんどはスワップ処理と呼ばれる手法を用いる。これは、メモリ内データの大部分を一時的にハードディスクに格納しておき、必要なデータだけを物理メモリ空間に持ってくるというものだ。本稿では、Linuxシステムにおけるスワップ処理の効率化とスワップ処理サブシステムのパフォーマンス最適化につながるテクニックを紹介する。 Linuxは、物理メモリの領域をページという単位に分割して処理する。スワップ処理とは、ハードディスク上にあらかじめ設定した空間(これをスワップ空間と呼ぶ)にページ単位でメモリ上のデータをコピーし、そのページのメモリ領域を解放する処理をいう。物理メモリとスワップ空間を合わせた容量が、仮想メモリとして利用可能になる。 スワップ処理が必要になる主な理由は2つある。1つは、物理
たとえLinuxしか使っていなくても、一度や二度はMicrosoftのCHM(Microsoft Compiled HTML Help)ファイルを参照しなければならなくことがあるだろう。Apache, MySQL、PostgreSQL、Python、PHPといった数々のオープンソースプロジェクトでも、一般的なこのフォーマットが利用されている。 たとえLinuxしか使っていなくても、一度や二度はMicrosoftのCHM(Microsoft Compiled HTML Help)ファイルを参照しなければならなくことがあるだろう。Apache, MySQL、PostgreSQL、Python、PHPといった数々のオープンソースプロジェクトでも、一般的なこのフォーマットが利用されている。 CHMは、MicrosoftがそれまでのWinHelp(HLP)フォーマットに対する活動を中止し、Windo
Novellによると、MicrosoftのSilverlight技術のLinux対応版は6カ月以内に提供される見込みだ。 Novellでは、Microsoftのクロスブラウザ/リッチインターネットアプリケーション技術である「Silverlight」のLinux対応版を6カ月以内にリリースする予定だ。 12月5日にボストンで開催されたXMLカンファレンスにおいて、Novellで開発プラットフォームを担当するミゲル・デ・イカーサ氏は、同氏のチームはSilverlightがテイクオフしたときにLinuxが仲間外れにならないようにしたいと考えていると述べた。 「Silverlightが成功した場合に、われわれが置いてきぼりにならないようにしたい」とデ・イカーサ氏は語った。 Silverlightは、デスクトップおよび各種デバイスで広く普及しているAdobeのFlash技術への対抗を狙ったMicro
CGL(Carrier Grade Linux)とは,通信事業者が通信インフラの構築に利用できるように,信頼性やレスポンス性能などを向上させたLinuxシステムのこと。NGN(次世代ネットワーク)の構築が進む中,低コストかつ短期間で製品を開発できるため,通信機器メーカーに導入の動きが見えてきた。 インターネットが普及し始めた1990年代後半から,通信ネットワークの主役は交換機を中心とした電話ネットワークから,ルーターを中心としたIPネットワークに移って来た。 従来の交換機は,各メーカーが独自にハード/ソフトを開発して作り上げてきた。ところが近年コンピュータ技術の進歩が速まり,各社による独自開発では進歩に追い付けなくなってきた。しかも,電話サービスを提供する通信事業者間の競争が激しくなり,主たる通信設備である交換機にはコストダウンの圧力が絶えずかかっている。 このため,交換機メーカーが独自に
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