ブックマーク / number.bunshun.jp (6)

  • 真の王様はネイマールかムバッペか。PSGとカタールが費やす大金と思惑。(グレアム・バーガー)

    華の都パリにあって中堅クラブに過ぎなかったPSG。 だが、カタールによる買収が全てを変えた。 W杯開催を控え、中東の小国は何を狙っているのか。 無限の予算をつぎ込んで獲得した2人のエースに 託された使命とは何なのかを、現地から読み解く。 Number960号(2018年8月30日発売)の特集を全文掲載します! ネイマールとムバッペ。 パリ・サンジェルマンのカタール人オーナーが煌びやかな2人のスターを獲得したのは、欧州制覇に近づくためだ。ただそこには別の意図もある。ペルシャ湾岸の人口267万人ほどのこの小国は、'22年にW杯を開催する。 それまでに、国家につきまとう嫌なイメージを覆い隠し、明るい光を照らす存在として、彼らに期待しているのだ。 ――'17年3月8日、バルセロナの拠地カンプノウのアウェー用控え室は、耐え難いほどの静寂に包まれていた。選手たちは頭を抱えてうつむき、誰ひとり状況を飲

    真の王様はネイマールかムバッペか。PSGとカタールが費やす大金と思惑。(グレアム・バーガー)
    vere_b
    vere_b 2019/02/13
  • 楢崎正剛が現役引退を決めた理由。「これでは、ダメ。ダメなんよ」(西川結城)

    42歳のベテランGK。日本代表としてW杯に4大会連続出場し、J1リーグでは歴代最多となる631試合のピッチに立ってきた。リーグ制覇を果たした2010年には、GKとして初の年間MVPにも輝いた。 あらためて、経歴を記す必要などないかもしれない。日を代表する偉大なGK、楢崎正剛。2019年1月8日に、現役引退を発表した。 「なんか、今日いざ発表したら、『辞めたんや』という実感が湧いてきた。だって、ニュースに俺の名前がバンバン出てくるからね」 電話の向こう側で、いつもの関西弁混じりで笑っていた。レジェンドの引退が報道されるのは当然。こんな時でも自分を謙遜するように自虐ネタを発してくるあたりが、彼の性格を表している。 自分は二の次。決して、自らを誇示することはしない。楢崎らしさに溢れていた。 奇しくも、日本代表で長く共に戦ってきた盟友と、同じタイミングでの引退発表となった。 「佑二と話したのは年

    楢崎正剛が現役引退を決めた理由。「これでは、ダメ。ダメなんよ」(西川結城)
  • 原口元気には“アニキ力”がある?宇佐美の次は浅野拓磨を刺激中。(了戒美子)

    もしかしたら、原口元気には“アニキ力”があるのではないか。 そんな思いが浮かび上がったのは昨季のことだった。 今年1月、原口がフォルトゥナ・デュッセルドルフに移籍するやいなや、宇佐美貴史は調子を上げた。後日になって「元気くんが来たから、調子良くなったって書かんといてくださいよー」と宇佐美人から言われたが、実際にリスペクトの言葉が口をついてきたことは以前のコラムでも書いた。 4戦連続得点を決めるなど結果もついてきたことで、宇佐美の表情も一気に明るくなった。そして2人そろってロシアW杯にも出場した。 浅野が口にした原口の存在感。 それから数カ月、原口元気に“アニキ力”があると確信したのは、8月11日のことだ。ハノーファー対アスレティック・ビルバオの親善試合後、今季からチームメイトとなった浅野拓磨が、こちらが尋ねていないのに原口から受けている影響について話し出したからだ。 原口は仲間の中でアニ

    原口元気には“アニキ力”がある?宇佐美の次は浅野拓磨を刺激中。(了戒美子)
  • 三木谷浩史が語る「イニエスタ獲得は、社会構造改革の一環だ」(豊福晋)

    「僕がここにいるのは彼のおかげなんだ」 イニエスタは、はっきりとこう言った。 欧州、中国、米国のクラブなど世界中から多くのオファーを受けたアンドレス・イニエスタは、一時は中国行きがほぼ決定とも言われた。しかしそんな競合を制し、彼を日へと連れてきたのが楽天会長の三木谷浩史氏だ。 世界的人気を誇るスターのJリーグ入りは大ニュースとなり、「イニエスタ」、「ヴィッセル神戸」、「楽天」の3ワードは世界を駆け巡った。 スポーツ界で世界を舞台に仕掛け続ける三木谷氏は今なにを考えているのか。 イニエスタ獲得で成し遂げたいこと。投じた巨額の費用は採算が取れるのか。そして現在のスポーツ界をどう見て、なにを目論んでいるのか。 日列島がイニエスタの衝撃に揺れていた8月中旬、遠くに東京の街を見渡すオフィスで大いに語ってもらった。(Number960号掲載記事の一部を特別抄録) 彼が来ると「サッカーが全く変わりま

    三木谷浩史が語る「イニエスタ獲得は、社会構造改革の一環だ」(豊福晋)
  • 「夢なのか、現実なのか……」清原和博は甲子園決勝で何を見たか。(鈴木忠平)

    100回大会の決勝を観戦した清原和博氏。1985年夏の決勝で2塁打を放ち、PL学園を優勝に導いた日と同じ8月21日だった。 金足農業、最後の打球がライトへ上がった。白球をつかんだ大阪桐蔭の選手たちが、グラウンドの真ん中に歓喜の輪をつくる。 その瞬間、清原氏は立ち上がり、何かに引き寄せられるかのように身を乗り出した。かつてのPL学園に代わって最強の称号を手にする大阪代表校、すべてを出し切った秋田の県立校、そして拍手に包まれる甲子園球場、スタンド最上部から、それらをい入るようにじっと見つめていた。 清原氏はなぜ、甲子園へきたのか。何を求めてきたのか。 甲子園に行けたら何か変われるかも。 「甲子園に行きたいです。100回目の夏、甲子園に行けたら、何か変われるかもしれない。そう思うんです――」 清原氏から、最初にその言葉を聞いたのは去年の終わり頃だったと記憶している。 覚醒剤取締法違反で逮捕さ

    「夢なのか、現実なのか……」清原和博は甲子園決勝で何を見たか。(鈴木忠平)
    vere_b
    vere_b 2018/08/22
  • バイエルンでの苦渋の時を経て――。2年目の宇佐美がいよいよ覚醒する!(ミムラユウスケ)

    20歳4カ月10日でのゴールは、香川の21歳5カ月25日を塗り替えるブンデスリーガの日人最年少弾。翌日は愛蘭さんの誕生日でゴールを約束していたとか。 今から1年と2カ月前、大きな期待とともに日からドイツへやってきた宇佐美貴史が、ようやく領を発揮し始めようとしている。 昨季はバイエルンでリーグ戦3試合の出場に終わったが、今季は、ホッフェンハイムで見違えるような活躍を見せることになるかもしれない。ロンドン五輪に参加したために、開幕スタメンの座をつかむことは出来なかったが、ここにきてチーム内での存在感を増している。 圧巻だったのは、9月16日の第3節フライブルク戦だった。 今季初めてスタメンに名を連ねると、スルーパスで2対2の同点弾をアシスト。さらには、3対3の同点に追いつく、ブンデスリーガ初ゴールを決めた。鋭いドリブル突破も披露し、両チームの中で最も目覚ましいプレーを見せていた。 しか

    バイエルンでの苦渋の時を経て――。2年目の宇佐美がいよいよ覚醒する!(ミムラユウスケ)
    vere_b
    vere_b 2012/09/27
    ボールタッチとドリブル、コンパクトな振りのシュートには、いつも驚かされる。初見からもう8年が経つか……。昨日のドリブルからゴールまでの姿を見て、その頃を思い出した。
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