<テレビウォッチ>2月21日投開票の長崎県知事選では、民主・社民・国民新3党の推薦候補が自公支援候補に大差で敗れた。スタジオのコメント陣が民主党の敗因を述べ合った―― 「政権の交代の熱冷めてきた」 鳥越俊太郎「東京地検特捜部が行った小沢幹事長の件が大きかった。小沢さんは不起訴だったが、まっ黒な人のように世論的には作り上げられた。検察は事件としては敗北だけど、実を捨てて社会制裁という花を取ったといえる。あの時点で、長崎県知事選の結果はある程度、予想できた」 三反園訓「民主党は風が吹かないと弱く、自民党の地方の支持基盤は強いと思った。民主党の看板は『政治主導・脱官僚』なのに今回の候補は官僚出身だった。これでは勝てるわけないと、民主党の中堅議員が言っていた。政権交代の熱が冷めてきた」 松尾貴史(民主党・石井一選対委員長が応援演説で「時代と逆行するような選択をされるのなら、民主党政権は長崎に対して