印刷 仮設住宅を訪れた自民党の谷垣禎一総裁(右)=3日午前8時57分、福島市笹谷、日吉健吾撮影 復興の遅れは自民党のせいでは――。自民党の谷垣禎一総裁は3日、福島市を訪れた際、東日本大震災の被災者からこんな厳しい言葉を投げかけられた。 谷垣氏が福島市内の仮設住宅を訪問した時、男性が「復興が遅いのは自民党の対決姿勢があるからではないか。国民のためを考えてやって頂きたい」と迫った。谷垣氏は「一致できるところは前へ進めます」と応じた後、記者団に「協力すべきは協力しているが、十分伝わっていないことが被災者のいらだちを高めている。よく広報しないといけない」と語った。(山岸一生) 購読されている方は、以下のような関連記事も読めます。申し込みはこちら「総選挙後に増税協力」 谷垣・自民総裁が示唆被災者の「心の復興」が大事自民・谷垣総裁、増税「選挙後なら協力可能」関連記事谷垣総裁、自民ベテランから不満噴