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ブックマーク / ameblo.jp/nambadena (4)

  • 『コンサルタントのK林くん』

    世にはびこる経営コンサルタントはおおむね自分はやったこともないのに上から目線だし、無意味に理屈っぽくて面倒くさいので、よっぽど機嫌がいいとき以外は付き合わないようにしている。古巣の新人もだいたいそうなので、会社を立ち上げてから新しいコンサルタントの友人は作っていない。 唯一の例外はK林くん(若い)。笛を吹いたり美学について語ったりもするが職はC社のコンサルタントだ。一回新規事業の立ち上げの初期にお手伝いしてもらったことがある。ものすごく面白い案を持ってきて、2週間ほどチームが盛り上がったが、ある日K林くんが自らその案を全否定する事実を発見した。すっかりやる気になっていた私たちDeNAメンバーの方が未練たらたらだったが、K林くんはあっさりその案を捨てた。 ほかにもいっぱい立派な点はあったけれど、私はその「捨てっぷり」も評価している。たった一ヶ月の付き合いの中、中盤も過ぎてしまったころに彼は

    『コンサルタントのK林くん』
  • はたらくK|DNA of DeNA

    最近社内で私の天敵として台頭し始めているのは 広報のKである。 敵の偵察を怠らない私は、できるだけ頻繁に広報方面へでかけて様子を窺うようにしているが、Kの謀略は最近著しくはかどっているようだ。 わが社のコミュニティーサービス等の健全性維持に対する取り組みを世の中に積極的に開示して行こうという方針を決めたからだ。 そこでKは「これでも随分しぼってるんですよ~」と言いながら、次から次へと取材を受ける。 経済紙はいいけど、苦手なメディアも多い。特にテレビ・・・勘弁して欲しい。 先日はKのワナにはまり、日曜日なのにがっちりマンデーという分かりにくい番組に出た。 Kが経済番組だ、というので信じて出たら、お笑いのタレントが横にすわって、至近距離なのにものすごいテンションで話しかけてきて、収録中に、「これ経済番組ですよね」と確認を入れたらもちろんカットされた。 しかしこのお笑いのカトウさんという方、なか

    はたらくK|DNA of DeNA
  • 『ア行の時代』

    M原率いる人事グループに 苗字別採用を提案することにした。 DeNAは多くのワタナベ姓により組成され発展して来た。 もともとは一緒に会社を作ったワタナベが、自分より賢いやつを 連れて来いと言ったら兄貴を連れてきて、監査役が足りない、 となったら父親を連れて来て、皆同じ印鑑でいいから便利とか 言っていたことから始まった。 それからワタナベ採用に勢いがつき、一時は25人くらいのワタナベ がいて、なべプロなどと自称していた。 しかし先日ある雑誌の編集部の友人と話していて盛り上がり、 これからはア行を重点的に採用してはどうかという話になった。 アイカワとかアイザワとか。五十音順でもアルファベットでも 最前列の彼ら彼女らは、常に何事も最初にあてられる。十分に 思案する時間などなく、突然身に降りかかった難題、それは 自己紹介だったり質問への回答だったり、運動や作業だったり、 ありとあらゆる類のものだが

    『ア行の時代』
  • 『年収査定』

    今週末は土曜も日曜も会議室で缶詰だ。 社員の評価と年俸を決定する。 事業部それぞれでつけた評価について確認し、 全体を見て事業部間の甘い・辛いの格差を是正する作業。 年俸といえば、あれは2003年かなぁ。やっと黒字になって 自分の年俸を大幅アップ。たしか800万円に上げた。 (当時のDeNAは給料が低かった・・・今はぜんぜん違いますヨ) 800万に上げたのはいいが・・・自分の給料の妥当性をどうやって 証明しようか、 などと考えているときに、melmaで案内が来た。 「インテリジェンスの年収査定」 これだ。 早速、自分の個人情報、 ・性別 ・年齢 ・最終学歴 ・現職(会社と役職) ・前職(会社と役職) を聞かれるままにぶっこんで、査定を待つことにした。 経理や経営企画、CFOさまなど、近くの席にいる皆に報告し、 「もし今の年収より低かったら下げるからー」とも一応言って おいた。 前職で贅沢な

    『年収査定』
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