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ブックマーク / news.nicovideo.jp (7)

  • マンガ界の大御所が都条例改正を批判、「拡大解釈をされるということが一番嫌」

    小池一夫(こいけかずお)――マンガ原作者として「子連れ狼」「首斬り朝」「修羅雪姫」などのヒット作を生み出しただけでなく、「うる星やつら」の高橋留美子、「北斗の拳」の原哲夫、「ドラゴンクエスト」の堀井雄二など、数多くのクリエイターをデビューさせたマンガ界の大御所。小池氏は"マンガ規制"ともいえる「東京都青少年健全育成条例改正」について、いったい何を思っているのか。 「拡大解釈をされるということが一番嫌ですね。すでに警察が取り締まっている部分で良いじゃないかと。何も20年前に戻ることはない」 そう語る小池氏。20年前というのは、1990年前後に起きた「有害図書」の規制運動のことだ。当時原作をしていた「マッド・ブル34」(絵・井上紀良)という人気マンガも、この運動の中で性描写が過激だと有害図書の指定を受け連載中止になった。小池氏は「痛恨の極み」「無念」「耐え難いものがある」と当時を振り返りながら

    マンガ界の大御所が都条例改正を批判、「拡大解釈をされるということが一番嫌」
  • 都条例反対の漫画家「夕張で雪かき」 猪瀬副知事との「対談条件」はたす

    過激な性表現を含む漫画やアニメの販売を規制する「東京都青少年健全育成条例」に対して、漫画・アニメの関係者に波紋が広がっているが、現実的な行動を起こすクリエイターも出てきた。「エロ漫画家」の浦嶋嶺至さんだ。東京都の猪瀬直樹副知事と対談するため、その要求にしたがい、北海道に「雪かき」をしに行ったのだ。 発端は2010年12月。都条例改正案の可決直前に、猪瀬副知事が都条例に異を唱えるネットユーザーに向かって「財政破綻した夕張を助けに行け。雪かきして来い。それならインタビューうけてもよい」とツイッターで挑発したことにある。これに対して、浦嶋さんが「不快なのは『どうせお前ら吠えてるだけだろ』という相手を見下した態度」「だから今回もやるよ、夕張で雪かき」と応じたのだ。 浦嶋さんは2011年1月21日、実際に夕張市に赴き、雪かきを実行した。雪かきを終えたばかりの浦嶋さんに電話で取材してみると、「大変だっ

    都条例反対の漫画家「夕張で雪かき」 猪瀬副知事との「対談条件」はたす
  • ヴィレッジヴァンガード、「エロ系」の本やグッズを「一斉撤去」

  • 角川書店社長「都知事の発言はマンガ・アニメへの職業差別」

    昨年2010年12月に改正案が可決された、過激な性表現を含む漫画やアニメの販売を規制する「東京都青少年健全育成条例」。同条例はいまだ企業・クリエイター・漫画やアニメファンらの間で繰り返し議論されているが、可決直前に角川書店社長の井上伸一郎氏がTwitter上で「東京国際アニメフェア」への出展を中止する発言をしたことを覚えているだろうか。条例可決から2ヶ月ほど経った今、講談社発行の写真週刊誌「FRIDAY(フライデー)」(2011年2月25日号)のインタビューで、井上氏がいま一度、条例に対してはっきり「反対」の姿勢を示した。インタビューでは長年にわたり出版業界に身をおいてきた井上氏の"強い危惧"が語られている。 現・角川書店社長の井上伸一郎氏は、1980年早稲田大学在学中に雑誌の副編集長に就任、以来「月刊ニュータイプ」「月刊少年エース」など多くの雑誌編集に携わったのち、2007年角川書店(新

    角川書店社長「都知事の発言はマンガ・アニメへの職業差別」
  • 東京都が答える「青少年健全育成条例Q&A」 パンフレットに掲載

    過激な性行為などを不当に賛美・誇張する漫画やアニメを規制する「東京都青少年健全育成条例 改正案」は2010年12月に可決されたが、これを受けて2011年2月10日、東京都庁の公式ウェブサイト内「東京都青少年・治安対策部」のページに、「平成22年東京都青少年の健全な育成に関する条例の主な改正点」と題されたパンフレットが掲載された。このパンフレットには、インターネット利用環境の整備や児童ポルノ、図書類の販売制限に関する説明がなされているほか、想定される質問に答える「Q&A」のコーナーも設置されている。 Q2「漫画等の規制は、『表現の自由』を侵害するものではないでしょうか?」という質問に対しては、「青少年の健全な成長を阻害するおそれがある図書類(漫画等含む)を区分陳列する制度は、これまでの条例でも規定されて」いること、「ほとんど全ての道府県に同様の制度」があることを説明。今回の改正では「あくま

    東京都が答える「青少年健全育成条例Q&A」 パンフレットに掲載
  • 都条例改正部分で「規制されるものはほとんどない」 賛成派都議が主張

    「条文のまま運用された場合、規制されるものはほとんどない」。社会規範に反する性行為を不当に賛美・誇張する漫画やアニメを規制する東京都青少年育成条例について、民主党の浅野克彦東京都議会議員はそう主張した。発言は、2011年2月13日のニコニコ生放送「特集・都条例I~可決から60日~」でのものだ。 番組では、東京都青少年育成条例改正案可決後の2ヶ月間に報告された性表現に対する萎縮効果や、地方における同様の規制に向けた動きについて紹介しながら、今後の展開について議論が交わされた。ジャーナリストの津田大介氏が司会を務め、前述の浅野都議、マンガ評論家の永山薫氏、ジャーナリストの渋井哲也氏、映像作家の根来祐氏が出演した。 この場でただひとり改正された都条例の明確な「賛成派」である浅野都議は、条文では漫画やアニメでの表現が「刑罰法規に触れるか否か」「不当に賛美・誇張するよう描写・表現されているか否か」と

    都条例改正部分で「規制されるものはほとんどない」 賛成派都議が主張
  • 石原都知事「ゆがんだ性愛を描いて金を儲けている人間は卑しい」

    「ゆがんだ性愛を描いて金を儲けている人間は卑しい」――石原慎太郎東京都知事は2011年2月16日、東京都議会会議でこう発言した。東京国際アニメフェア2011の開催が危ぶまれていることについて、栗下善行都議(民主党)が「『卑しい仕事をしている』と漫画家の方々に対しておっしゃられました。そんなふうに言われて一緒に仕事をしたいと思いますか」と投げかけたのに対して、石原都知事は「小学校の先生と子供が同棲して生活する。親子の近親相姦。きょうだいの近親相姦。そういう歪んだ性愛ってものを描いて金を儲けている人間を私は卑しいやつだと思いますな」と発言し、またもや石原節が飛び出したのだ。 栗下都議は、東京国際アニメフェアに大手出版社が相次いでボイコットを表明した事について、過激な性表現を含む漫画やアニメの販売を規制する「東京都青少年健全育成条例」がその原因になっていると指摘。さらに石原都知事が出版社を名指

    石原都知事「ゆがんだ性愛を描いて金を儲けている人間は卑しい」
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