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マンガ界の大御所が都条例改正を批判、「拡大解釈をされるということが一番嫌」
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マンガ界の大御所が都条例改正を批判、「拡大解釈をされるということが一番嫌」
小池一夫(こいけかずお)――マンガ原作者として「子連れ狼」「首斬り朝」「修羅雪姫」などのヒット作を... 小池一夫(こいけかずお)――マンガ原作者として「子連れ狼」「首斬り朝」「修羅雪姫」などのヒット作を生み出しただけでなく、「うる星やつら」の高橋留美子、「北斗の拳」の原哲夫、「ドラゴンクエスト」の堀井雄二など、数多くのクリエイターをデビューさせたマンガ界の大御所。小池氏は"マンガ規制"ともいえる「東京都青少年健全育成条例改正」について、いったい何を思っているのか。 「拡大解釈をされるということが一番嫌ですね。すでに警察が取り締まっている部分で良いじゃないかと。何も20年前に戻ることはない」 そう語る小池氏。20年前というのは、1990年前後に起きた「有害図書」の規制運動のことだ。当時原作をしていた「マッド・ブル34」(絵・井上紀良)という人気マンガも、この運動の中で性描写が過激だと有害図書の指定を受け連載中止になった。小池氏は「痛恨の極み」「無念」「耐え難いものがある」と当時を振り返りながら