北海道内では11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに7人確認された。札幌市は同日、昼間にカラオケができる市内の喫茶店で60歳以上の男女10人の感染が判明したとして、市内11例目のクラスター(感染集団)に認定した。「昼カラオケ」が行われていた喫茶店でクラスターとなったのは2店目。市はカラオケでの感染拡大防止に向け、注意を呼びかけている。 【写真特集】写真で見るキーワード コロナが生んだ風景 発表によると、感染が判明したのは札幌市の6人と空知地方の1人で、70~80歳代と年代非公表の男女。このうち2人は感染経路が不明だった。 11日にクラスターと認定された札幌市の喫茶店では、利用客8人、従業員2人の感染が確認された。利用客は5月28日~6月5日に店を訪れていた。9日にクラスターと認定された市内の別の喫茶店では、利用客10人、従業員3人が感染。両店は近所同士で、感染が判明した60歳以上の利用客