ステーキや焼肉などは、片面をじっくり焼いた後、ひっくり返して軽く焼いたほうが良い……とよく言われています。筆者は若い頃、このセオリーを知らず、焼肉を何度もこまめに焼き返し、食通の先輩から叱られた経験もあり、以来「片面じっくり」はずっと守ってきました。 「ステーキ」の関連画像 しかし、この常識を覆す結果が、東京ガス都市生活研究所(以下、東京ガス)より9月に発表されました。それは「ステーキ肉は15秒ごとにこまめに焼き返すとうまくなる」というもの。こまめに焼き返すことで肉にストレスをかけずに美味しくいただけるとのことですが、「肉のストレス」って果たして何なのでしょうか? この調査結果の根拠を、東京ガスの松葉佐智子さんに聞きつつ、実際に東京ガス推奨「15秒ごとのこまめ焼き」でステーキを焼いてみたいと思います!