あらすじ: 東京の片隅で小料理屋を営む貫也(阿部サダヲ)と妻の里子(松たか子)。店は小さいながらも順風満帆だったが、火事で全てを失ってしまう。ある日、貫也が常連客と一夜を共にし、すぐに里子の知るところとなるが……。 映画『夢売るふたり』公式サイト 2012年27作目の映画館での鑑賞。 20時台レイトショーで、観客は、僕を含めて10人くらい。中高年のカップル+ひとりで来た人が数名。 冒頭から序盤の、ちょっとした不注意から、うまくいっていた小料理屋(っていうより、ちょっとした居酒屋くらいの規模はありました)が火事になり、すべてを失ってしまった貴也と里子。 「ここまで来るのに、10年かかったのに……」と自暴自棄になってしまう貴也に対して、里子は「また一からやり直せばいいじゃない!」と気丈にふるまい、貴也を励まし続けるのです。 ああ、里子、立派な妻だな…… ………………が、しかし…… なんというか