冗語に関するvladimir3232のブックマーク (14)

  • いま、何の話をしているのか。 - デマこい!

    ひさしぶりに「議論の組み立て方」系の記事を書きます。 ◆ 議論が苦手な人は、情報の整理が苦手な人だ。相手の“言っていること”を体系的に理解できないから、うまく反論することができない。自分の感情を“主張”へと昇華できないから、自分が“何を言っているのか”さえ、あやふやになっていく。情報を整理する力は、議論に強い・弱い以前の問題だ。 「現状分析をしているのか、それとも理想や目標について話しているのか」 「全体の話をしているのか、それとも個別の話をしているのか」 少なくとも、この2つの軸だけは見失わないようにしたい。 ◆ たとえば、こちらの記事: 国民国家とグローバル資主義について‐内田樹の研究室 http://blog.tatsuru.com/2012/12/19_1126.php 私は以前から、「充分に豊かになった国・地域では“政治”の力が弱くなる」と考えていた。なぜなら民主的で豊かな国で

    いま、何の話をしているのか。 - デマこい!
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    vladimir3232 2013/01/11
    いま、何の話をしているのか。
  • だから、もっと“ヘンな人”になろう。 - デマこい!

    Nintendo DSの開発前夜の話だ。特徴的な上下2画面は、前社長・山内博さんの発案だったという。他社が高性能なポータブルゲーム機を次々に開発しているなかで、ただの“高性能なゲームボーイアドバンス”を作るだけでいいのか? ――という危機感があったそうだ。 その時、山内さんは、岩田社長や宮茂さんに向かってこんなことを言った: もう据置型ゲーム機も含めて、 同じようなものをつくってても、個性はない。 個性がないところには価格競争が起こるだけだ ゲーム機の電源を入れてもらうために これは何も、ゲーム機に限った話ではない。個性がなければ価格競争に巻き込まれて、廉売するしかなくなる。あらゆるモノ、サービス、そしてヒトさえも、“個性”がなければ二束三文で買いたたかれる。 ここ10年、いや15年、どうかすると20年くらいか。ものの値段ってほんとに上がらない。うちの奥さまは三十代半ばだが「感覚的にもの

    だから、もっと“ヘンな人”になろう。 - デマこい!
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    vladimir3232 2012/12/27
    だから、もっと“ヘンな人”になろう。
  • 「するどい感性」とは何か - デマこい!

    表現する者の目になってみると、いろんな細かいものが自然に見えてくるはずなんです。そういう目を持った人が、表現者なんです。〈書く〉ということが表現ではなく、〈見る〉ということが表現なんです。 ──北村薫『ミステリーの書き方』日推理作家協会編 ミステリーの書き方 作者: 日推理作家協会出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2010/12メディア: 単行購入: 15人 クリック: 67回この商品を含むブログ (29件) を見る ◆ 私たちは、目に映っているモノが見えず、口に突っ込まれたモノの味が判らない。そういう生き物なのだと思います。感覚を鋭敏に研ぎ澄まさなければ、わかるはずのこともわからなくなってしまう。私は、それが怖い。 1を聞いて10を知るのは、かんたんではありません。 けれど、ほとんどの人が10を見ても5くらいしか理解できないとしたら、10を見て6しか分からない愚鈍な人でも、感性の

    「するどい感性」とは何か - デマこい!
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    vladimir3232 2012/12/03
    「するどい感性」とは何か
  • 選挙について思うこと - デマこい!

    60代以降の方にうかがいたい。 たとえば、もしも有権者の大多数がテレビも新聞も読んでいないとしたら、どう思うだろうか:世の中の仔細を知らないまま、周囲に流されて投票している――。そんなふうに見えるはずだ。 たとえば、テレビが普及する前夜のことを考えてみよう。あるいは新聞が普及したばかりのころを考えてみよう。誕生したばかりのテレビは金持ちしか買えなかったし、かつて“文字”を読めることはエリートの証しだった。 (※新聞の歴史はローマ帝国の時代までさかのぼる) いずれにせよ、世の中の“情報”は、社会的階層の高い人々に独占されていた。 新聞やテレビが普及していくのを眺めながら、当時の支配階層は何を思っただろう。自分たちの支配が揺らぐことに恐怖しただろうか。あるいは、なかには理解ある人もいて、こんなことを言ったに違いない:「庶民が政治に興味を持つのはよいことだ」 まったく同じセリフを、21世紀の今日

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    vladimir3232 2012/12/01
    選挙について思うこと
  • 思春期ゾンビのさまよう国で - デマこい!

    たとえば自分の手に入れられないものを、隣の誰かが顔パスで入手しているとき。持っていて当然のような顔をして味わっているとき。そんなとき、人の心には燃えるような感情が芽生える。どうにかしてそいつの足を引っ張ってやりたい、人生は甘くないと教え込んでやりたい、私だけが苦労するなんて許せない。言いようのない感情で頭のなかが一杯になる。それを嫉妬と呼ぶ。 エリートの役人が言う: 「大学生が遊んでいるのは許せない!」 (だって、俺が大学生のころは遊ぶヒマもなく公務員試験の勉強をしていたから) 中卒のオッサンが言う: 「大学生が遊んでいるのは許せない!」 (だって、俺は大学に行けなかったから) 高卒のおばさんが言う: 「大学生が遊んでいるのは許せない!」 (だって、あたしにはキャンパスでの青春がなかったから) そして、誰もが口を揃えて言う。 ――大学を減らせ。 エリートたちは選民意識を守るために、学歴コン

    思春期ゾンビのさまよう国で - デマこい!
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    vladimir3232 2012/11/10
    思春期ゾンビのさまよう国で
  • 子供の“学力”を伸ばしたいのなら英語圏で育てましょう - デマこい!

    英語と日語のどちらが難しいか? という議論は、何度となく(井戸端や床屋や居酒屋で)繰り返されてきた。一般に、日語は“難しい言語”だと信じられている。ノンネイティブの日語学習者たちは、まず語尾変化の多さと語順の自由さにつまずき、そして文字の多さに挫折するという。かな文字だけでも100字以上あるのに、常用漢字は2,000字以上、常用外の漢字を使う筆者も少なくない、オーノー! Jesus Christ……というワケだ。米国の外務職員局でも、日語はもっとも難しい言語に分類されているらしい。 英語話者に対する言語習得難易度表:日語は最高難度‐A Successful Failure http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20090919/1253362856 「日語って難しいよね!」という言葉は、しばしば私たちの民族的な自尊心を慰める。こんなに難しい言語を使いこなしている

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    vladimir3232 2012/11/07
    子供の“学力”を伸ばしたいのなら英語圏で育てましょう
  • 「初音ミクがわからない人」をどうするか - デマこい!

    「初音ミクが分からない人」がいる。テレビに映った彼女を指さして「あんなののどこがいいんだ」と言い、100万回再生されたボカロ曲も(当然)知らない。しかし現在、日のポップカルチャーは世界中で注目を集め、欧米はもとより、シンガポールやタイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどでもイベントが開催されるほど熱気を帯びている。にもかかわらず、それらの良さが理解できない人がいる。気持ち悪いと吐き捨てる人がいる。彼らには、どうして分からないのだろう。 アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫) 作者: 大泉貴,のん出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2012/09/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 158回この商品を含むブログ (40件) を見る 忘れがちだが、人類の歴史はまだ始まったばかりだ。 ホモ=サピエンスの誕生は今から20万年ほど前だ。7万年前のトバ・カタストロフで世界

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    vladimir3232 2012/09/16
    「初音ミクがわからない人」をどうするか
  • なぜあなたはミスをするのか?/非効率なホワイトカラーと21世紀に求められる人材 - デマこい!

    人は労働生産性が低いという。特にホワイトカラーの仕事の効率化が急務だと言われている。「働き方を変えるべきだ!」と啖呵を切る人は多いけれど、ではどのように変えればいいのだろう。具体的施策はおろか、方針すら見つけられずにいる。 また、現在の教育の形態は18世紀からほとんど変わっておらず、とっくに制度疲労を起こしているという。情報技術の発達により「知のあり方」が変わったと言われている。だから教育も変わらなければ……と訴える人は多いけれど、ではどのように変えればいいのだろう。なんとなくのイメージではなく、明快な方針を見つけなければいけない。 端的に言って、今までの学校教育は「ミスしない人」を育てるものだった。各企業の人材育成も、その延長線上だった。日ではミスをしない人ほどいい職に就くことができ、ミスをしない人ほど高い地位へと出世できた。受験や成績考課だけではない、教室や職場での人間関係でも「

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    vladimir3232 2012/07/15
    なぜあなたはミスをするのか?/非効率なホワイトカラーと21世紀に求められる人材
  • 生活保護の「現物支給」は百害あって一利なし! - デマこい!

    あなたは小学六年生だ。いま、お年玉の使い方についてお母さんと議論している。あなたの言い分はこうだ: 「小学六年生にもなればお金の管理ぐらい自分でできる。学習教材とゲームソフトを買うつもりだが、一日のゲーム時間は必ず守る」 事実、同級生のほとんどはお小遣い帳をつけている。ゲームをほどほどにしないと人生に失敗すると、ニコ生配信者のニートのお兄さんから学んだ。あなたはお金を無駄づかいしないイマドキの小学生なのだ。 しかし、母親の言い分はこうだ: 「隣のクラスのIくんがお年玉を使ってえっちなマンガを買っていたそうです。やっぱりお母さんは、お金の管理は小学生には早いと思うの。だからこのお金はお母さんが預かります」 かくして、あなたは親戚縁者から集めた数万円を失い、五百円玉の重さを噛みしめる小学生に逆戻りというわけだ。 もしもこの時、お母さんがお金を自由に使わせてくれたら、買った学習教材で苦手な算数を

    生活保護の「現物支給」は百害あって一利なし! - デマこい!
    vladimir3232
    vladimir3232 2012/07/15
    生活保護の「現物支給」は百害あって一利なし!
  • 学校があるかぎり、いじめはなくなりません - デマこい!

    重要なポイントは、大人も「いじめ」をするということ。 いじめは、あらゆる年齢層のあらゆる集団に存在している。にもかかわらず、いじめを学校の問題として語るのは、問題の矮小化にほかならない。いじめは子供だけの問題ではない。この社会に生きる私たち全員の病痾だ。 いまの学校は強制収容所だ。行きたくもないのに早起きをさせられて、会いたくもない連中と薄暗い部屋に閉じ込められる。学校に「通わせる」こと自体が、子供に対する人権侵害なのだ。学校に通わせることと、教育を受けさせることとは違う。現在はたまたま重なっているだけで、学校に通うことを強制する理由はない。 学校に行かないと社会性が身につかない――と、危惧する人もいるだろう。では、社会性(笑)を身につけた大人たちがどんな世の中を作っているのか。どんな生き方をしているのか。私たちが「社会性」だと思っている行動原理は、たぶん構造的にいじめを生む。 そんな社会

    学校があるかぎり、いじめはなくなりません - デマこい!
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    vladimir3232 2012/07/14
    学校があるかぎり、いじめはなくなりません
  • 「異性からの評価」を自己評価に重ねてはいけません - デマこい!

    むかし、ウィスキーのジョニーウォーカーがこんなCMをやっていた。 雨の夜、男が街を歩いていると、貧しい身なりの女に声をかけられる。 「うちには病気の男の子がいます。どうか恵んでください」 男は彼女にカネを渡し、近くのバーに入った。 するとバーで待っていた友人から「あんた騙されたね」と言われる。この友人は一部始終を目撃していたのだ。 「あの女はこのあたりじゃ有名なウソつきだ。子供なんて育てていないよ」 男は微笑み、「よかった」と応える。 「病気の男の子はいなかったんだね」 このCMのカッコよさは、なんと言っても男の価値観だ。 「騙されたこと」が恥になるのは、「騙されるほどの愚かさ」を他人から笑われるからだ。しかし彼を突き動かしているのは病気の男の子を憐れむ気持ちであって、それに比べればウソつきな女に騙されたことなど、どうでもいいのだ。他人からの評価を気にしないからこそ、「病気の男の子はいなか

    「異性からの評価」を自己評価に重ねてはいけません - デマこい!
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    vladimir3232 2012/07/12
    「異性からの評価」を自己評価に重ねてはいけません
  • 脱原発のデモが批判される理由(わけ)/原発を“畏敬”していませんか? - デマこい!

    多くの人が不安にさいなまれている。放射能の汚染は怖いけれど、エネルギー需給の逼迫も怖い。 計画停電や電気料金の値上げのせいで不景気になったら、今年の夏は企業の業績が悪化し、冬のボーナスは激減し、ローンの返済や子供の就学資金の工面が難しくなる。にもかかわらず、脱原発を訴える人は「多少の不便は我慢しましょう」と言う。いいご身分だ。 一方、原発容認派の人々は「放射能の影響は軽微だ」と、ことさら強調する。しかし日産の製品に対する世界的な“偏見”を取り除くのには数十年かかるし、福島第一原発の周辺住民はいまだに避難生活を強いられている。原発事故の影響が軽微であるものか。 電力需給という目の前の不安と、原発事故という長期的な不安。私たちは二つの不安にがんじがらめにされている。原発容認派と脱原発派との違いは、この二つの不安のうちどちらを優先しているかの違いだ。質的には「不安の解消」という共通の目的を持

    vladimir3232
    vladimir3232 2012/07/04
    脱原発のデモが批判される理由(わけ)/原発を“畏敬”していませんか?
  • 正しい「議論」の組み立て方/ハンバーガーにピクルスは必要か? - デマこい!

    世の中にはダメな議論が溢れている。 論点のすり替えや人格攻撃は当たり前、「議論=相手を言葉に詰まらせること」だと勘違いしている人はあまりにも多い。 空手やボクシングに「型」があるように、議論にも「型」がある。どんな議論も、一定のパターンにしたがって組み立てられている。その組み立て方が緻密であればあるほど、打たれ強い、強靱な主張ができる。大して難しい「型」でもないのに、身につけている人がこんなにも少ないのはなぜだろう。 それはたぶん、議論のやり方が“打ち出の小槌”だからだ。 「型」を知っているだけで、それを知らない相手よりもはるかに優位に立てる。ライバルよりも優れたプレゼンができるようになるし、ケンカを売られたときに返り討ちにできる。不都合な反論をされたら、論点のすり替えのような「型破りの手」を使ってやろう。それが卑怯なことだと、「型」を知らない人には気づかれない。「型」を知っているだけで、

    正しい「議論」の組み立て方/ハンバーガーにピクルスは必要か? - デマこい!
    vladimir3232
    vladimir3232 2012/07/01
    正しい「議論」の組み立て方/ハンバーガーにピクルスは必要か?
  • 「わたし」の正体について - デマこい!

    「わたし」が生み出された脳の神経系は遺伝子の集合的帰結であり、「わたし」を育てた社会は意伝子の集合的帰結であり、あらゆる「わたし」の判断・意志・思考は「誰か」と「誰か」の総和で、つまり「わたし」は個であると同時に集合で、断片であると同時に連続体で、孤独であると同時ににぎやかなのだ。 ◆ 自然主義的に言って、この宇宙には善も悪も存在しない。我々が観測できる世界にシスはいないし、荒廃の王もダークファルスも存在しない。モノはモノとして、情報は情報として、ただそこにあるだけだ。それらを善と悪とに振り分けるのはヒトの主観だ。 したがって誰かの「正義」を否定するのは、他の誰かの社会的に合意された「正義」だ。ハイジャックした飛行機でビルにつっこむ「正義」もあれば、戦争捕虜を虐待死させる「正義」もある。原子炉を爆発させたことに責任を負わない「正義」もあるだろう。ただし、それらは社会的に認められない。 「正

    「わたし」の正体について - デマこい!
    vladimir3232
    vladimir3232 2012/06/27
    「わたし」の正体について
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